どうも!「自律神経ぶっ壊れ!山サウナー」こと「ツノユキ」です。
今回は自律神経の療養の為にサウナと山をめぐる山サ旅をしてきたので、私の行ってきたサウナ施設を紹介していきます。
今回は山サ旅で山とサウナを愛する旅なので、登山の情報も少しだけ紹介させてもらいます!
九州の山サ旅は「古祖母山」を登山してきました。
本来の目的は古祖母の先にある日本百名山「祖母山」の登頂でした。
しかし、前日が季節外れの寒さと雨で想像以上の積雪量があり、今の自分の体調と山のコンディションから途中の古祖母までとしました。
情けない話ですが、雪山登山では特に無理をしないこと、リスクヘッジが非常に重要です。
体調が回復したら季節の良い時に再チャレンジして、「REBUILD SAUNA」に行こうと思います。
山を縫うように走ると、森の中に突如現れるREBUILDSAUNA。そこは、楽園か?それとも幻か?体感してほしい、大自然の…
今回の旅で元々は「REBUILD SAUNA」を予約しており、登山後に行く予定でした。
しかし2日前に電話が掛かってきて、サウナストーブが故障したためサウナに入れないと言われ断念したのでした。
そこで白羽の矢が立ったのが、今回の【サウナ図解】の施設「カフェパラム Tuuli Tuuli」です。
Tuuli Tuuliはフィンランド 語で「風」を意味するそうで、目の前には祖母水系の川が流れ、心地よい風で外気浴ができる魅力的な施設です
夏の外気浴ではホタルが舞い、秋には虫の鳴き声が心地よく響くような大自然での外気浴!ワクワクしますよね!
そして凄いのが、廃材等を駆使して総工費4万円の設計図なしで創ったサウナということです。※現在は拡張しており大きくなってます。
そして、日本一アクセスの悪い水風呂というキャッチフレーズ!
楽しみと妄想が膨らみ、気持ちを切り替えて速攻で行くことに決めました。
この記事では、「カフェパラム Tuuli Tuuli」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【カフェパラム Tuuli Tuuli】施設の様子
「カフェパラム Tuuli Tuuli」のある大分県豊後大野市清川町は大分市から南に40kmほど離れた山中の田舎で、周りには何もありません!
車でアクセスする途中の道は田んぼの畦道でしたもん!
しかし、この豊後大野市は「サウナのまち」を宣言して市としてサウナを観光資源として応援している地域です!
「おんせん県おおいた」にありながら温泉のない豊後大野市の新たな魅力、活力として、自然・大地を文字通り体感できる「アウトドア・サウナ」で地域の活性化を促しています。
大分駅から車で向かうと、1時間程度で到着し駐車場も10台くらいあるので、そこまで不便は感じません。
私は登山をするために宮崎県側から山越をしたのでかなり道が悪く、何度対向車と道の譲り合いを行ったことか…
こんな所に公共交通で行けるのかと思って調べてみると、意外といけました。笑
大分駅から豊後清川駅まで電車で56分の後に、徒歩で24分で「カフェパラム Tuuli Tuuli」に到着します。
ちなみに電車の料金は950円です。
車を走らせて近くまで行くと、青くて可愛らしい看板が見えてきました!
ここを左に曲がると田んぼの畦道でした。笑
登山後に車を運転してやっとの思いで到着しました「カフェパラム」です。
※ここで重要なのが「カフェパラム Tuuli Tuuli」のサウナは予約が必要です。
平日などはサウナ客がいない場合もあるので、予約が入ってから薪でサウナ室を温めるため、アポなしで突撃すると待ちぼうけを喰らう羽目になるので注意してください。
入り口の横にピザ釜がありました。
ここで本格的な窯焼きピザを作ってくれます。
「カフェパラム」の店内はこんな感じで、カウンター席から清流「奥岳川」と美しい緑が見え、気持ちい風の通り抜ける素敵な空間です。
ちなみに男女混合のサウナのため、水着の着用が必須です。
サウナに行く前の水着への着替えですが、住宅兼店舗の住宅部分の脱衣所が更衣室です。
親戚の家や、嫁の実家の脱衣所で着替えをするようなちょっとソワソワした感じでした。笑
元々行く予定がなく水着を持っていなかったので、登山用のサポートタイツを履いて水着の代わりにしました。
これなんですけどね…。これで上半紙裸で私が痩身なので、某芸人さんにしか見えなかった。笑
それはさておき、着替えも終えて、目の前に広がる大自然とまだ見ぬサウナに胸を膨らまし、サウナ室へと向かいます。
【カフェパラム Tuuli Tuuli】サウナ
こちらが「カフェパラム 」のサウナ「Tuuli Tuuli」です。
Tuuli Tuuliはフィンランド 語で「風」という意味です。
見た目は激しくセルフビルド感満載で、パーティクルボードの端材とが乱用しまくりです。笑
実はこのサウナ、一度増築されており、当初の1.5倍くらいの大きさになっています。
今回の時間は私一人の利用だったため特別に内部を撮影させていただきました。
動画を見ていただければ、イメージが湧きやすいと思います。
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプの薪式です。
外見のセルフビル感と反対に内観は綺麗めで清潔感があります。
毎度恒例の【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室は敷地内でカフェパラムの店舗の奥の屋外スペースに設置されています。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
残念ながらサ道具置き場はありませんでした。
しかし、サウナ室出てすぐの所にベンチが置いてあったのでサ道具はそこに置かせてもらいました。
サウナ室内は7人ほどが入れる小規模のサイズで、入り口入って左手にサウナマット(ジョイントマット)が置いてありました。
座面はサウナ室を入って左右に1列づつ1段あります。
入って左手の座面は小段があり、座面が少し高めに設定されています。
天井高さは低い所では、2m程度と低めに設定されており、座面の高い左側の席ではサウナハットが天井に着くほどでした!
もちろんテレビなどはなく、薪の燃える音と小鳥の囀りが微かに聞こえる心地の良い空間でした。
私がセッションした際は、最初は室温85℃と少し低めでしたが、外気浴で休憩しているタイミングでオーナーが薪を追加したりしてくださって、最終的には102℃まで上昇しました。
しっかりと熱のあるサウナ室で一人セルフロウリュをして、蒸気の弾ける音に耳を傾け、蒸気に包まれる!至高の空間!!
一人で貸切状態ということもあって、とてもリラックスして自由な心で素晴らしい汗を流すことが出来ました!
【カフェパラム Tuuli Tuuli】水風呂
まず、最初に言っておきますが、「カフェパラム Tuuli Tuuli」の水風呂への動線はアホほどに悪いです。
オーナーは自称「日本一動線の悪い水風呂」と宣言しています。
まあ私も下の川に行くんだがらそりゃ階段で降りないと行けないし、ちょっと動線が長いくらいだろうと思っていました。
え!なんすかこれ!ボルダリングウォール。笑
うおおおおおお!ってなりました。
登山好きなのでボルダリングジムなどにも行くこともあり、ボルダリングのホールドには見慣れていましたが、こんな所で出会うとは思っても見ませんでした。
動線の悪さの次元が1つ違いました。笑
ボルダリングのある場所は川辺際です。
このボルダリングルートさえ降破すれば水風呂に辿り着けます。
お待ちかねの水風呂は「カフェパラム」の目の前を流れる「奥岳川」です。
川辺にたどり着いたら、もう自分の好きな所で水に浸かります。
川辺はそこまで流れも早くなく、心地よい清流の流れが体を抜けていきます。
私が入った際は暖かい3月末でしたが、体感温度は15℃ほどでした。
水質について、個人的に少し調べてみました。
大分県HPに記載のある「おおいた清らかな水環境保全指針」には下記の様に記載があります。
さらにウィキべディアでは下記のような記載がありました。
「祖母山系を水源とし、豊後大野市の緒方・清川・三重地区を流れて、旧石器時代の遺跡である岩戸遺跡付近で大野川に合流する。九州でも屈指の清流とされ知られる。」
さらに奥岳川は大分県でも祖母山系を水源とした山の麓に近い水源であり、特に綺麗な水が流れる地域であることも分かります。
なぁんてつらつら書きましたが、すごく気持ちの良い清流ということです!!
また、この清流「奥岳川」を活かして、「カフェパラム」や対岸のロッジが協力してサウナ万博を夏に開催しています。
こう言った「アウトドア・サウナ」イベントで地域が盛り上がって行くのを見る、サウナーとしてはワクワクして嬉しいですね。
【カフェパラム Tuuli Tuuli】休憩スポット・休憩エリア
「カフェパラム Tuuli Tuuli」の休憩スポットは外気浴のみとなっています。
休憩スポットは、サウナ室がある上層部のみに設置されており、種類も数も豊富でした。
サウナ室の収容人数6人を超える9スポットが用意されており、十分に整備されています。
また、初めてみるリング型のリクライニングチェアなどもあり楽しませてもらいました。
今回は4回セッションしたのですが、最初の1回は頑張って上まで登って外気浴をしましたが、2回目、3回目は面倒臭くなり、川辺にあった大きな石の上に寝そべって外気浴しました。
しかし、これが思いのほか良かった!!
優しい太陽の光と、心地の良い清流の響きに鳥の囀り、そして岩に自分の身体が徐々にフィットしていき、自然と一体になった様な感覚!
正直に一番の休憩スポットは岩の上でした、皆さんも是非試してみてください。
【カフェパラム Tuuli Tuuli】お風呂
「カフェパラム Tuuli Tuuli」には、お風呂はありません。
一応宿泊はできるので、お願いしたらお風呂沸かしてくれるかも知れまんが保証はありまんせん。
【カフェパラム Tuuli Tuuli】利用時間・料金
■利用時間・料金
ランチすると、本格薪式にてセルフロウリュ可能で、川にダイブインできるサウナが500円!!
破格の安さです!!予算度外視では?
もちろんランチを頂いて、500円でサウナに入りました。笑
ランチはピザ窯があったので、ピザにしようか悩んだのですが、サウナ飯としておすすめされていた、石焼カレーにしました。
やっぱり、サウナ後のカレーはおしいいですね。
サバーから注いでもらったノンアルコールビールと一緒にいただきました。
【カフェパラム Tuuli Tuuli】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!
お風呂以外バランス良く高評価!!
水風呂のアクセスがもう少し良ければとも思いますが、施設のアイデンティティを奪うことになるのでそれは言わないことにしましょう。
もし改善があるとすれば、悪路を降りた、川辺を少し整地して、ととのえ椅子など置くと上に上がらずにリラックスできるので、需要はあるかと思います。
オーナーも奥様もとても親切な方で、ど田舎なのに平日でもランチ客は結構いて、「お兄さん今からサウナか?いいなぁ〜」なんて話しかけてくれるよな素晴らしい施設の雰囲気でした。
それも、きっとオーナーさん達の人柄やおもてなしの心がなせるものだと思います。
サウナ後にオーナーさんとも色々と20分くらいお話しして、サウナ万博の話や他のサウナ施設の話など楽しくさせて頂きました。
そしてなんと、仲良くなったオーナーさんに、豊後大野市特製の紙製バックを頂きました。ありがとうございます。
今でも、サウナに行く際に、利用させていだだいております。
DIYサウナと日本一アクセスが悪い水風呂に、大自然を感じられる水風呂と外気浴を体験できるサウナ施設!如何だったでしょうか?
大自然と「日本一アクセスの水風呂」というキャッチーな水風呂、体験してみたくなりましたでしょうか!?。
もし九州または大分に行くことがあれば、経験やネタとしてオススメのサウナです!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!