どうも!「自律神経ぶっ壊れ!山サウナー」こと「ツノユキ」です。
今回は自律神経の療養の為にサウナと山をめぐる山サ旅をしてきたので、私の行ってきたサウナ施設を紹介していきます。
さて、今回の【サウナ図解】は佐賀県武雄市にある「御船山楽園ホテル らかんの湯(男湯)」です。
「御船山楽園ホテル らかんの湯」は3年連続でサウナシュランを獲得して殿堂入りした、今サウナーが一番行きたいと言われている有名施設です!!
その施設のこだわりやデザインが素晴らしく多くのサウナーを虜にしています。
男女で全くデザインの異なるサウナ室や、五感を研ぎ澄まし御船山の自然と調和する不思議な体験、そして2021年に男女兼用の薪サウナがオープン!
薪サウナには世界最大級のサウナストーブが鎮座しています。
そんなワクワクが止まらない衝撃体験の施設に行って参りまいた。
この記事では、「御船山楽園ホテル らかんの湯」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【御船山楽園ホテル らかんの湯】施設の様子
「御船山楽園ホテル らかんの湯」はJR武雄温泉駅から車で5分ほどの立地のよい場所に位置しています。
公共交通で行く場合は、「武雄温泉駅南口」からバスが出ているので5分程で「御船山楽園(バス)」に到着します。
そこから敷地内を5分ほど歩くと施設に到着します。
ひとまず、日帰り客用の駐車場に到着しました。
奥に見える山が御船山です。
結構なインパクトのエントランスの車よせです!
もう少し、和風な建物をイメージしていたのですが、外観は結構モダンなデザインです。
入り口チームラボの看板と案内の女性スタッフの方がおられました。
受付にて凄いパンフレットを頂きました。
サウナの手引き書で、サウナの入り方やサウナ室の図面やコンセプトの説明、こだわりポイントや楽しみ方が書いてあるのです!
これもう今回は【サウナ図解】要らないんじゃね?って思いました。
でも図面があると頭をフル稼働させながら浴場内の様々な情報をインプットする必要がないので、肩の力を抜いてサウナを楽しめました。
パンフレットに図面つけてくれた人ありがとう!!
サウナに入るまで少し時間があったのでチームラボの展示を少しみて回りました。
今までにも幾つかチームラボの作品は見てきていますが、ここの特徴はやはり廃墟となった施設をそのまま利用して、展示をしている所でしょうか。
廃墟とチームラボの演出との対比が、過去と未来、または衰退と生命などと行ったメッセージ性を感じる空間でした。
こちらが浴場への入り口となります。
待ちきれなくてこの暖簾の前で10分くらいソワソワしながら待っていました。
無駄に暖簾の前に待機していたので、先頭で暖簾から浴場までの通路の動画を撮っておきました。
狭く長い通路が入り組んでおり、この動線が浴場への期待感を膨らませてくれます。
浴場までのルートの途中にありました!
サウナシュラン3年連続取得の掲示!
堂々っと見せつけちゃって、期待感膨らんじゃうじゃないですか。笑
それではまだ見ぬサウナに胸を膨らませて、浴場へと進んで行きます!!
【御船山楽園ホテル らかんの湯 男湯】サウナ
サウナ室1 メディテーションサウナ
開業当初からある、メディテーションサウナについて説明します。
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプです。
サ室内はめちゃくちゃ暗いです。
写真では明るくなってますが、実際には暗すぎてみんな手探りで座席を探していました。笑
薄い縦のスリットから漏れ出る光のみの幽玄な空間はまるで、教会の様な静けさを醸し出しています。
その中で、御船山の森の環境音がサウナ内のスピーカーからLiveで流れているという、瞑想にピッタリな仕様です。
毎度恒例の【サウナ図解】今回も一応作りましたので、解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
サ道具置き場残念ながらなかったように思われます。
サウナ室内は10人ほどが入れる中規模のサイズです。
座面はサウナ室を入って正面に三角や台形などの不規則な形状で配置されています。
室温88℃としっかり熱く、セルフロウリュによりいい湿度で、素晴らし汗を流すことができました。
本当のサウナ好きばかりが来ているので、いいタイミングでそれぞれセルフロウリュをしていくため、みんなでいいサウナ室の空間を創り上げている感覚でした。
メディテーションサウナの特徴の一つに3種類のロウリュ水があります。
「ほうじ茶」「御船山の天然水」「武雄温泉の源泉」の3種類です。
私は「ほうじ茶」でセルフロウリュを行ないましたが、鼻の悪い私でも匂いを感じ取れるほど、芳醇にほうじ茶の香りがサウナ室に降り注ぎました。
このほうじ茶は、サウナでロウリュするために厳選して焙煎されたものだそうです!贅沢!!
メディテーションサウナの名に相応しい、さまざまな仕掛けがあり、五感を研ぎ澄まされた気がしました!
サウナ室2 薪サウナ
次は2021年の10月に新設された、サウナストーブが男女兼用の「薪サウナ」について解説していきます。
こちらのサウナは先ほどのメディテーションサウナと比較すると天窓や正面にもガラスがあって比較的に明るく、御船山の自然をその目で感じながら過ごすことのできるサウナです。
こちらも【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
こちらのサウナもサウナマットはありましたが、サ道具置き場はなかったと思います。
すいません楽しみすぎて記憶があやふやです。笑
サウナ室内は8人が入れる小規模のサイズです。
問題点があるとしたら水風呂までの距離が異様に長いことですかね?
座面はサウナの中央にある階段を登っていくのと合わせて、両サイドに高さや形状の違う座面が配置されています。
70℃と低めですが、超巨大薪サウナストーブとセルフロウリュのおかげで体感温度はもっと高く感じました。
これが、その世界大規模の巨大サウナストーブです!!
重量3t(御船山のサウナストーン含む)、サイズ(横2m、縦1.8m、奥行き1m)のモンスターストーブです!!
あまりの大きさに「うおおおおおおおおおお」ってなりました!
ちなみにセルフロウリュは上から、手前にある柄杓で投げるようにぶっかけますので意外と難しい!
昔、スウェーデンからデンマークまで船で移動した時に、たまたま船内にあったサウナで現地の人がサウナストーンにぶっ掛けながらロウリュしてたのを思い出しました!
それはさておき、「御船山楽園ホテル らかんの湯」には驚かされてばかりです。
もうサウナ室だけで、さすがサウナミシュラン3年連続獲得の殿堂入り施設と納得してしまいそうです。
でも「御船山楽園ホテル らかんの湯」の素晴らしさはまだまだ続きますよ!
【御船山楽園ホテル らかんの湯 男湯】水風呂
さあ、それでは「御船山楽園ホテル らかんの湯」の水風呂について解説していきます。
まず、おしゃれ!なにこれセレブの家の置いてあるプールじゃんって思いました!
水風呂は5人程度はゆったり入れるサイズでした。
メディテーションサウナに隣接して設けてあり、こちらの水風呂への動線は問題ありません。
しかし、薪サウナからは結構距離があります。
水温は16℃で武雄温泉の源泉を冷却しているため、肌触りが良く滑らかな水風呂でした。
水質が良く深さもしっかりとあるため、ゆったりと水風呂に浸かることができます。
【御船山楽園ホテル らかんの湯 男湯】休憩スポット・休憩エリア
「御船山楽園ホテル らかんの湯」の休憩スポットは外気浴・内気浴のどちらも可能です。
この休憩スポットがエグイほど素晴らしい!ホスピタリティが全開です!!!
2階の休憩スポットはホスピタリティが凄すぎて友達の別荘のサウナで遊んでるみたいな感覚に陥りました。
休憩スポットは大きく4つに分かれていて、「ととのえ岩」「外気浴スペース」「テラス」「2F休憩スペース」です。
ではそれぞれ解説していきましょう。
これが「ととのえ岩」です!
結構大きいですよね。
私も体験してみましたが岩に徐々に体が馴染んでいく感じが、自然と調和している様な穏やかな気持ちにしてくれます。
中ちゃんさんも気持ちよさそうです。
次は外気浴スペースです。
ここでは種類の違うととのえ椅子が5つほど置いてあります。
御船山の緑を見ながら外気浴をするのはとても贅沢な体験でした。
私は右下の変わった形状の椅子に座って見たかったのですが、タイミングが合わず座ることは出来ませんでした…
同じ素材の椅子が形状は違うがありまして、座ってみると柔らかすぎないクッションみたいで心地よかったです。
お次はテラスです。
ここが一番気持ちがよかった。最高でした!!
丸裸で空を見上げて、自然を感じる、自分が自然の一部になるような開放的な空間です。
初めはみんな、ととのえ椅子や2階の休憩室で休憩していたのですが、最終的に皆同じ境地に辿り着いたようで、私が休憩していた時も4人くらいは一緒にここで寝転んでいました。
はぁ〜やっぱ自然っていいよな!山登ろってなりました!!
ここが2Fの休憩エリアです!
前面のガラス張りに天窓までついて、内気浴と思えないほど開放的で、上から御船山の木々を楽しめます。
また、暖炉には実際の薪がくべられており、本物の火を見ながらリラックスして休憩することができます。
そして、私が訪れた際も桜が綺麗に咲いており、寝転がりながら眼前に桜を愛でることができて最高でした。
平安時代の貴族が、美しい景色や思いを句にして読みたいってのが少し分かった気がしました。
これが雅なる遊びか!!
ここからまたホスピタリティが爆発していきます。
ます、このおしゃれなデトックスウォーターに美味しい緑茶が飲み放題です!
そして、上段のプリン!裸でいい景色眺めながらプリンが食べれます!
サウナ後の塩プリンが美味しいことなんの!
なにこのおもてなし!ドライフルーツやら和菓子やら、やりたい放題か!
私が訪れた際の和菓子はかんころ餅で、暖炉の火で炙っていただきました。映えるやつか!
もうホスピタリティが凄すぎて、友達の別荘のサウナで遊んでるみたいな感覚になって超絶リラックスしながら楽しむことができました。
【御船山楽園ホテル らかんの湯 男湯】お風呂
「御船山楽園ホテル らかんの湯」のお風呂は露天風呂と内湯と薬湯の3種類からなります。
まず露天風呂は円形の広々とした浴槽で、御船山の自然を見ながら武雄温泉に浸かることができる贅沢な露天です。
吐水口も中央に円盤型のものがあり、モダンな作りの浴槽です。
こちらが内風呂です。
おしゃれな石張りの床になっている浴槽で、正面と側面がガラス張りとなっており外の景色を楽しみながらお湯に浸かることができます。
内風呂と洗い場の間には大きな木が2本も立ち並んでおり、ここでも御船山の自然のパワーを感じます。
最後は薬湯です。
こちらには寝椅子が常設されており、浴槽内で腰掛けることができるベッドが常設されています。ベッドについ寝そべっていると長湯してしまいそうです。
【御船山楽園ホテル らかんの湯】利用時間・料金
■利用時間
■利用料金
高〜い!!
正直最初予約する時に、「正気か?」って思いました。
そしてそれを迷わず予約している自分にも「正気か?」って思いました。笑
サウナーの立場からすると、サウナラボの展示は見れなくていいからもっと料金を下げてほしい!!ってなるかも知れませんが、こればっかりは仕方がありません。
だってそういうコンセプトで作ってるんですから…
そして、後悔するならば時間とお金さえあれば宿泊して朝に女湯の方に入りたかった〜!!
正直女湯の方が魅力的すぎるんですけど!!!
まあ、次は家族旅行という名目で贅沢して泊まれるといいなぁと思っています。
鬼嫁の許可が降りればですけどね…
【御船山楽園ホテル らかんの湯 男湯】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!
料金以外の項目が全て異常に高いです!
流石、サウナシュラン3年連続受賞の施設は違いますね。
九州の山サ旅を「御船山楽園ホテル らかんの湯」で締めくくれて本当によかったです。
まさに日本を代表するサウナ、サウナー等の憧れ、サウナーを虜にする施設の名をほしいままにしています!
九州に行かれる際は、人生に1度切りの経験だと思って財布の紐を緩めて、宿泊してから、男女両方のサウナを体験することをおすすめいたします。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!