どうも!「自律神経ぶっ壊れ!山サウナー」こと「ツノユキ」です。
今回は自律神経の療養の為にサウナと山をめぐる山サ旅をしてきたので、私の行ってきたサウナ施設を紹介していきます。
さて、今回の【サウナ図解】は熊本市内にある「坪井温泉 大福湯」です。
「坪井温泉 大福湯」が位置するのは熊本市の坪井という土地。
実はこの土地、かの文豪・夏目漱石が住んでいた場所であり、坪井と言えば夏目漱石という図式が熊本民には出来上がっているらしいです。
この夏目漱石由来の坪井の地に、3つのサウナに9種のお風呂があるなんとも魅力的な銭湯があるということで行ってきました。
「坪井温泉 大福湯」は記録に残っている限りで80年以上、熊本市坪井にその姿を残し続けているレトロ銭湯でテンションもあがります。
この記事では、「坪井温泉 大福湯」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【坪井温泉 大福湯】施設の様子
「坪井温泉 大福湯」は熊本駅から北東のエリアに位置しており、「藤崎宮前駅」と「坪井横町駅」が最寄り駅となりどちらからも徒歩5分程度という非常に立地のよい場所にあります。
熊本駅から電車やバスが通っており、30分程度で到着できる、利便性の高い立地です。
駐車場も15台あるので車で行けるのもありがたいです。
私は事前調査なしで行って駐車場はないだろうと思っていたので、近くのコインパーキングに停めてしましました…
到着しました「坪井温泉 大福湯」です!
まさかのマンションにビルドインタイプとは思っていませんでした。
結構珍しい形式だと思います。
建物自体は新しそうなのでどこかで一度改修して、マンションと一体化したのかもしれません。
2階が銭湯の入り口となっています。
2階へ登る階段の前に看板がありました。
「坪井温泉 大福湯」の魅力の一つである冷泉です。
この冷泉をそのまま源泉として水風呂に利用しているので水風呂が気持ちいいのです!
こちらが2階の受付です。
小綺麗なんですが所々にアクセントで色々な要素が盛り込まれているのが、昭和銭湯がベースになっているのを彷彿とさせます。
正面が男湯の入り口で、左手が女湯の入り口となっています。
それでは胸に期待を膨らませ、まだ見ぬサウナに会いに浴場へと向かいます。
【坪井温泉 大福湯】サウナ
サウナ室1
まずは浴場内にあるメインのサウナについて解説します。
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは遠赤外線タイプです。
地方にあるこの手のサウナにしては珍しくTVがなくオールディーズ(主に1950年代半ばから1960年代にヒットしたアメリカやイギリス、もしくはフランス、イタリアなどのポピュラー音楽)が流れています。
サ室内は間接照明利用で適度に暗めとなっており、オールディーズと相まってバーを思わせる静かでオシャレな作りです。
内装は座面は明るめの木、壁はブラウン系の木と赤土造りを織り交ぜた独特の造りです。
毎度恒例の【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
銭湯用の荷物置きがサウナ室の出て正面に置いてあり、サ道具置き場としても十分活用できます。
サウナ室内は5人ほどが入れる小規模のサイズです。まあ詰めれば7人くらい入れそうです。
座面はサウナ室を入って正面から右手にL字型の1段目と正面に直列の2段目があります。
天井高さは約3mと一般的な高さでした。
私がセッションした際は、室温102℃とバッチリ熱くいい汗を流すことができました。
銭湯サウナなのにTVもなく、素敵な音楽が流れる空間でとてもリラックスしてサウナを楽しむことができました。
また、初めての経験でしたが、サウナマットはなく、サウナ室内にあるタオルで利用した場所の汗を拭くスタイルでした。
サウナ室2
次は脱衣所エリアにあるサウナについて解説します。
私も初めて見ましたが、浴場内ではなく、脱衣所エリアの浴場側にサウナ室があるのです!!
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプです。
こちらもTVはく、雰囲気と規模的に一般家庭に設置するホームサウナのような感じです。
内装は全て木で統一されています。
こちらも【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
こちらのサウナはサ道具置き場はありませんでした。
サウナ室内は4人が入れる小規模のサイズです。
座面はサウナ室を入って正面に直列で2段です。
天井高さはホームサウナなので低めで約2mくらいでした。
私がセッションした際は、室温90℃と意外と熱くいい汗を流すことができました。
初めてのホームサウナだったのでホームサウナでもしっかり熱くなれるんだと実感しました。
サウナ室3
次は脱衣所エリアにある冷凍サウナについて解説します。
サウナと名前がついていますが、他のサウナで言うところコールドルームです。
室温は6℃でじんわりと体を冷やしてくれます。
水風呂が苦手な方が良く利用されていますね。
サウナ室内は座面が1列1段で2人が入れる小規模のサイズです。
まさか銭湯にコールドルームがあるとは思ってもいませんでした。
しかも脱衣所エリアに!
脱衣所エリアにわざわざ、ホームサウナと冷凍サウナを作るなんて、店主の方のサウナへの飽くないき欲望と愛を感じずにはいれません。
【坪井温泉 大福湯】水風呂
水風呂1
さて、お待ちかねの「坪井温泉 大福湯」魅力の1つである水風呂です。
まずはメインと水風呂について解説していきます。
水風呂は冷却なしの地下水冷泉を利用しており水質抜群です。
ただでさえ水質の良い水の街「熊本」で地下水冷泉は本当に贅沢な水風呂です。
また、うたせ湯式で冷たい水を浴びながら水風呂に入ることが可能です。
水風呂は4人程度はゆったり入れるサイズでした。
サウナ室1に隣接して設けてあり、水風呂への導線は完璧です。
水温の表記はありませんでしたが、「サウナイキタイ」では18℃の記載でした。
水質が良いため、体感温度はもう少し低いけれど肌触りが良く、しっかりと浸かれる良い水風呂でした。
また、水風呂に隣接してシャワーが設置しあり、ここで汗を流すことも可能です!
水風呂2
もう一つの水風呂はサウナ室1の正面にある岩風呂形式の水風呂です。
水風呂1と同様に冷却なしの地下水冷泉を利用しており水質抜群です。
水風呂は4人程度は入れるサイズでした。
サウナ室1の正面に設けてあり、水風呂への導線は完璧です。
水温の表記はありませんでしたが、「サウナイキタイ」では18℃の記載でした。
帰りに女将に聞いたところによると、ここの水風呂は元々はお風呂として利用してのですが、サウナの需要の増加に伴い水風呂に変更したらしいです!
水風呂が2つもあり、サウナ室の収容人員と同等の規模のため、水風呂渋滞はほぼ間違いなく発生しないでしょう。
ここまで水風呂に力を入れてくれているとサウナーとしてありがたいですね!
【坪井温泉 大福湯】休憩スポット・休憩エリア
「坪井温泉 大福湯」の休憩スポットはまさかの「無し」です!!!
結構サウナも水風呂も力を入れてるのでまさかとは思いましたが、浴場内に休憩スポットはありません。
なので、休憩する際は、浴槽の縁か洗い場の椅子に座ることになります。
正直言うとこのサウナと水風呂のクオリティで休憩スポットがないのが残念でなりませんでした。
2個くらいでいいいんで、ととのえ椅子おいてくれないかな〜
浴場内には休憩スポットはありませんでしたが、外には小上がりになった畳敷の休憩エリアがあります。
3畳とかなり狭いので、寝転がるのは邪魔になるので禁止と張り紙がしてありました。
【坪井温泉 大福湯】お風呂
「坪井温泉 大福湯」の水風呂と隣接した岩風呂エリアとメインと主浴槽に分かれています。
主浴槽部分は、これでもかと言うほどに狭い浴槽内に機能風呂が立体的に詰め込まれています。
白湯、電気風呂、寝湯、打たせ湯、バイブラ、ジェットバスと盛りだくさんです。
銭湯でここまで大量に機能風呂があるのもなかなかないので貴重です。
岩風呂エリアの写真です。
古いので写真なのか、水風呂とマイクロバスが入れ替わっています。
現在は左側の浴槽がマイクロバス、右側の浴槽が水風呂となっています。
2つの水風呂を含めると9種類もお風呂があり、まさにお風呂のワンダーラントです。
サウナも含めると、1回では満喫出来ないほどの充実ぶりでした。
【坪井温泉 大福湯】利用時間・料金
■利用時間 ■利用料金
これだけのクオリティで400円!さすが銭湯サウナ!
お財布に優しくて助かります!
【坪井温泉 大福湯】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!
えらい歪なグラフとなりました。
休憩スポットが一つもないので仕方ないです。
しかし、もし休憩スポットが追加されたなら、本当に素晴らしい施設になると思います。
この思いがオーナーに伝わればいいのですが…
3種のサウナに9種のお風呂に、地下水冷泉の水風呂があって400円は凄すぎます。
休憩スポットがないのが少し残念ですが、それを差し引いても一度は訪れる価値があると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!