どうも!「自律神経ぶっ壊れ!山サウナー」こと「ツノユキ」です。
今回は東京へサ旅に行ってきたので、東京の名サウナを紹介していきます。
一発目の【実録サウナ図解】は老舗銭湯をリニューアルして話題となった人気銭湯「松本湯」です。
東京は他にも改良湯、黄金湯、堀田湯といったリニューアルサウナがどんどん台頭してきており、リニューアル銭湯巡りが1つの目的となっていました。
さて松本湯は、1936年から店を構える老舗銭湯が2021年クラウドファインディングでリニューアルすると話題なった施設です。
しかもその目標金額300万円をわずか1日弱で達成し、サウナー界隈では非常に話題となりました。
オーナーがサウナ好きでサウナに対する愛が詰まった施設にリニューアルされています。
この記事では、「松本湯」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【松本湯】施設の様子
「松本湯」は東京都中野区に位置しており、中野と新宿のちょうど中間あたりに位置指定しています。
新宿の北側で都心部からは少し離れた位置にあります。
東京に住んでいたときは行ったことの無いエリアで、特に用事がなければ立ち寄ることの無い場所でしょう。
「松本湯」の最寄駅は東西線の落合駅です。
駅からも徒歩5分程度で非常に便利の良い立地にあります。
施設へ向かって歩いて行くと、いきなり立て看板が見えてきました。
施設は見当たらず、手前の茶色のビルなのかと訝しんで近づいてみると答えがわかりました。
施設の入り口は前面道路から奥まった場所にしっかりとありました。
アプローチには門型のフレームが配置されており、神社の鳥居を連想させるような雰囲気です。
到着しました。「松本湯」です。
流石にリニューアルされたばかりで見た目はかなり綺麗です。
エントランス正面とサイドに靴箱がありその奥に券売機があります。
入浴料500円とサウナ500円で合計1,000円です。
初の東京での銭湯サウナで感じたのは結構値段設定めっちゃ攻めてるなあ!でした。
名古屋に住んでた頃は、銭湯のサウナは追加料金なしで460円で利用できていたのでその有難さが財布に染みます。笑
店内にスッポンがいました!
マスコットキャラがいるサウナは初めてかもしれません。
ちなみに名前はかめきち君です。
奥に進むと受付があり、両側に男女の浴場出入り口があります。
色々な種類のサウナハットが飾ってあり、サウナ好きのオーラが垣間見えます。
14:00オープンで14:30に着いたのですが土曜日ということもあり、まさかの入場制限で入れませんでした。笑
土日はかなり混雑するようなので平日に行ける方は平日に行くことをオススメします。
銭湯でまさかの入場制限を喰らうと思ってなかったので驚きました。
東京のサウナは、げに恐ろしい。
まあ仕方がないので、奥の休憩スペースでくつろぎながら待つ事にしました。
銭湯にしては休憩スペースが広くて畳コーナーもあって充実していました!
めずらしくHPに脱衣所の写真が掲載されていたので載せておきます。
リニューアルしているので内装はとても綺麗で落ち着いた木目調をベースとしたアースカラーで統一されています。
では、早速まだ見ぬサウナに出会にいきましょう!
【松本湯】サウナ
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプです。
サ室内は間接照明でいい感じの照度で、JAZZが流れるお洒落空間!
一般的な銭湯サウナとは全然異なるイメージです!
毎度恒例の【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
荷物置きは浴場の入り口近くにあり、サウナ室の壁にはサウナハット掛けが用意されています。
サウナ室内はL字型で3段の構成です。
銭湯サウナとしては珍しく規模が大きく、20人程が入れる中規模サウナです。
銭湯サウナはサウナ室が狭くて時間によってはかなり混雑することがままあるので、嬉しい広さです!
サウナ室にドンと置かれているのはフィンランド製のSAWOサウナストーブ。
タワー型で大量のサウナストーンが詰め込んであります!!
大体の銭湯に置かれているのは遠赤外線式のストーブです。
しかし、松本湯のサウナストーブは、石がこんもりと積まれた対流(ストーン)式のサウナストーブなのです。
そして、このサウナの一番の魅力はは20分毎に行われるオートロウリュです。
多くても30分に1回の施設がほとんどなので、この頻度は嬉しいですね!
この頻繁なオートロウリュのお陰でサウナ室の湿度はしっかりと保たれており、心地の良い熱さとなっています。
私がセッションした際は95℃としっかり温度はありますが、ロウリュのお陰で息苦しくはなく快適に汗を流すことができました!
【松本湯】水風呂
さあ、それでは「松本湯」の水風呂について解説していきます。
水風呂はサウナ室出てすぐ右手に2つあり、動線は完璧です。
写真右側が17℃、左側が30℃の水風呂となっており、両方とも地下天然水を贅沢に使った水風呂です。
しかもこの地下水は飲めるほど水質がいいらしです!!
水風呂1の温度はなんと言っても最高の17℃!!
サウナ後の水風呂に最も適していると言われている温度です。流石分かってるなって思ってしまいます。
そして驚きの深さが150cmと超絶深い!!
しっかりと全身をクールダウンすることができます。
また、紀州備長炭が沈んでおり、温度、水質共に肌表面への刺激が全くと言っていいほど感じられないストレスフリーな水風呂です!!
水風呂2の温度はかなりぬるめの30℃です。
バイブラ付きで非常に細かい美泡が特徴です。
こちらの水風呂は浅めで温度も高いので、ゆっくりとクールダウンするのや、冷たい水風呂が苦手な方にオススメです。
【松本湯】休憩スポット・休憩エリア
「松本湯」の休憩スポットは、内気浴のみとなります。
浴場内に6スポット、脱衣場に4スポットと合計8スポットしか無いため、サウナ室の規模からすると休憩スポットの数は少なめです。
正直もう少し、休憩スポット増やしてくれるともっといい施設になるのになぁと思いました。
まあ元々ある銭湯の限られたスペースでリニューアルしているので文句は言えませんが。。。
ただし、この畳コーナーは最高の休憩スポットです!!
ぬるくて心地よい風が上から入ってきて、ふわふわと幸福感に包まれる。何より寝転がれることが最高!
外気浴の出来ない施設なりの工夫で生まれた素敵な休憩スポットは最高に気持ちよかったです!
館内の休憩スペースは受付の前の長椅子と、受付の奥にあるデープルチェアに畳敷きスペースです。
銭湯にしては十分な広さのスペースが確保されており、サウナ後にゆったりとくつろぐ事ができます!
【松本湯】お風呂
松本湯のお風呂は4つのスクリーンをつなげたデジタルサイネージを見ながら入浴出来るところが特徴です。
30秒に一回くらいコロコロと綺麗な絵に変わる背景は近代の銭湯感を生み出しています。
主浴槽が2つとその奥に寝湯、バイブラと電気風呂があり、機能風呂もしっかりと用意されています。
【松本湯】利用時間・料金
■利用時間・利用料金
最初はサウナの追加料金500円は結構攻めているなぁと思いましたが、利用してみると納得のお値段でした。
銭湯サウナとしては充実のサウナクオリティーでしたから!
【松本湯】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!
やはり、サウナに拘ってリニューアルしただけあって、サウナと水風呂の項目が高評価です。
休憩の項目はやはり外気浴がないのとサウナの規模に対してスポット数が少ないこともあり、評価が伸びませんでした。
しかし、銭湯サウナとしてはかなり高レベルの評価となっています!
「松本湯」は非常にサウナについて研究した上でリニューアルされたサウナだと感じました。
本場フィンランドのサウナストーブに仄暗い室内と、テレビなしで音楽の流れる落ち着いた空間!
オートロウリュにより維持された高温多湿の素晴らしいサウナ室内!
動線が完璧な水風呂の配置と圧倒的な水風呂の深さと最適な温度!
そして狭いスペースで外気浴が出来ないながら、生み出された送風機付きの畳スペース!
この限られた銭湯の空間の中にはサウナの魅力が最大限に詰まっています!!
是非ともこのサウナーの魅力を詰めこんだ銭湯サウナを体験してみて下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!