「デザイナーズ銭湯の文化浴泉ってどんな施設?」
「モダンでおしゃれな人気サウナって実際どんな感じか知りたい」
今回はそんな「文化浴泉」のことが気になっているけど、まだ行ったことがない方向けに、【実録サウナ図解】にて施設の紹介をしていきます。
実際にここのサウナを体験したことのある私の感想も含めながら施設紹介していくので、よりリアルな情報を手に入れることができます。この記事を読めば明日絶対に行きたくなること間違いなしなので、ぜひ最後までご覧ください!
【文化浴泉】どんな施設?
「文化浴泉」は、東京都目黒区にあり創業95年の歴史がある、老舗の銭湯サウナです。
2023年3月に今井健太郎氏の建築設計によるリニューアルで人気の銭湯サウナとなりました。
レトロな面影を残しつつ、デザイナーズ銭湯としてモダンでおしゃれな内装になっており、若いサウナーを中心に大人気の施設です!
今井健太郎氏と言えば、銭湯設計を専門にしている建築事務所で改良湯や五色湯など、人気のデザイナーズ銭湯を手掛けています。
特にととのいスペースは流石、建築家という素晴らしい空間となっていましたので、後程紹介していきます。
私が行った時も昼過ぎでしたが結構混雑していました。
何といってもサウナイキタイで東京都のサウナで1ページ目に出てくるほどの人気サウナなのです。
【文化浴泉】施設の様子
「文化浴泉」は目黒区に位置しており、池尻大橋駅東口より徒歩5分と非常にアクセスの良い場所にあります。
渋谷経由で向かうと、渋谷の喧騒とは違った、落ち着いた雰囲気の街並みとなっています。
近くには首都高速道路大橋ジャンクションの屋上にある庭園「目黒天空庭園」があります。
ジャンクションの屋上を庭園にするという非常に面白い建築です。
到着しました「文化浴泉」!
集合住宅の一角が銭湯となっています。
本当に住宅街の中にあって、町のお風呂屋さんとしての位置づけで今まで続けられて来たのでしょう。
階段を下って半地下からのアクセスになります。
湯気のアイコンとひらがなの「ゆ」を組み合わせた、おしゃれな暖簾が出迎えてくれます。
営業案内の看板が渋くて、年代を感じさせてくれます。
中に入ると正面に受付があります。
ステンドグラスや天井の照明がレトロな雰囲気を醸し出しています。
オリジナルのグッズの販売等もありました。
では、まだ見ぬサウナに胸を膨らませで、浴場へと向かいます!
【文化浴泉】サウナ
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流型ストーンタイプです。
サウナ室は落ち着いた雰囲気で、座面裏の間接照明等でライティングされており照度は低めです。
小窓から浴室の光が差し込んでいる演出がにくいですね。
銭湯サウナですが、TVは無く軽快はJAZZが流れています。
ここでもおしゃれポイントが出てきます。
毎度恒例の【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室の座面は直線2段が向き合う構成となっています。
座面の高さが微妙に違って、入って正面の2段目が一番熱を感じられる場所となっています。
収容人員は驚きの14人で、中規模のサウナです。
リニューアルによって男性サウナ室は倍以上の広さに拡張されています。
ここで注目したいのは前室がある事です!
小さなサウナ室の場合、扉の開け閉めが多いと熱がすぐに逃げてしまいます。
その熱逃げを防止するために前室が設けてあり、快適なサウナ室の温度を保ってくれています。
サウナ室の温度は100℃の高めですが、20分毎のオートロウリュにより、快適な湿度に保たれています。
ロウリュ時はシャワーの様に30秒くらいしっかりと噴射されるので、蒸気がサウナ室内に充満します。
2段目は天井高さも低く、蒸気をしっかりを感じられ110℃位の体感でバチバチに蒸されました!!
【文化浴泉】水風呂
さあ、それでは「文化浴泉」の水風呂について解説していきます。
収容人員は4人でが入れるほどの広さで細長いのが特徴です。
なんかのマスコットがいました。(笑)
水温は14℃と少し低めの温度で、なおかつバイブラありで羽衣破壊してくるので、体感温度はもっと低いです!!
私は冷たすぎるのは苦手なので長居せずに水風呂は上がりました!
銭湯サウナでチラー+バイブラでここまで水温低いところは中々ありません。
正直サウナ室からの動線は、サウナ⇒水風呂⇒休憩スペース含めてあまり良くはありません。
そこは、やはりベースがあってのリニューアルなので仕方のないところです。
水風呂はサウナ室の収容人に対して少し小さめで出入りがしにくいので、水風呂難民になる可能性はあるので、サウナ室を出るタイミングは良く見計らいましょう!!
【文化浴泉】休憩スポット
「文化浴泉」の休憩スポットは、内気浴のみです。
他のサウナの休憩室には無かった光による空間演出で創られた、静謐でミニマルなデザインは入った瞬間に心を奪われます。
正面のスリットは外部空間と直接つながっており、自然光と外気を室内に取り込んでいます。
外気取り入れと光の演出により休憩スポットを自然と落ち着きのある空間として、瞑想できるような心地よい休憩スペースとなっています。
ただ、外気浴と言うほど空気の流れを感じることは出来ないので、ほぼ内気浴です。
そのため、天井に扇風機が2台設置されていました。
休憩スポットの種類は2種類で、ととのえ椅子が9脚とアディロンダックチェアが4脚でした。
合計13の休憩スポットがあり、サウナ室の規模からして十分な休憩スペースが確保されています。
【文化浴泉】お風呂
「文化浴泉」は小さいながらも、お風呂もこだわっています。
nano湯と軟水風呂です!
こちらのnano湯は、38℃設定でじんわりと身体を温めてくれます。
nano湯にはナノバブル粒子が多数含まれており超音波効果、ダイエット効果、温熱効果、動脈硬化病変形成の抑制治療など、
さまざまな効能が期待できるお風呂です。
こちらの軟水風呂は、42℃設定とかなり熱く一気に身体を温めてくれます!
さらに天然井水中の硬度成分(カルシウム、マグネシウム等)をろ過しているため、お肌の健康や美容に、とても良いお風呂です。
なお、蛇口、及び浴槽の湯とも全て軟水を使用しているようです。
こちらの軟水風呂にはジャグジーとジェットバスも用意されています!!
【文化浴泉】利用時間・料金
■利用時間
月 : 14:00〜翌01:00
火 : 14:00〜翌01:00
水 : 定休日
木 : 14:00〜翌01:00
金 : 14:00〜翌01:00
土 : 10:00〜24:00
日 : 10:00〜24:00
■利用料金
入浴料520円にサウナ500円で1020円です!!
地方に比べるとやはり東京はサウナの追加料金500円が多く攻めているイメージです。
サウナ含めて1000円切ると、なんか銭湯サウナで楽しめたなって思うのは貧乏性な私だけでしょうか。笑
【文化浴泉】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!
結構バランスの良い形になって、銭湯サウナでは高評価の部類に入ります。
外気浴ができるともっと魅力的で、水風呂が少し使いにく動線があまり良くないところで点数が伸び悩みました。
サウナと料金は評価高いです。
東京のおしゃれなデザイナーズ銭湯は、見た目だけなく中身も満足できる素晴らしい施設でした。
特に休憩スペースのあの静謐でモダンなデザインは秀逸でチル空間です。
リニューアルした文化浴泉は、サウナを始め、各所設備がパワーアップしています。
こんな充実した施設が銭湯価格で入れるのは奇跡です!
日々の疲れを癒すために、ぜひ生まれ変わった文化浴泉に足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!