スイス ファールフォルン登山

【スイス】ファールホルン 人生初登山で雪山と絶景を体験!

2013.03.09 Faulhorn

みなさまこんにちは!人によって様々な初登山の経験があるかと思いますが、少し変わった私の初登山の記録です。ご笑覧下さい。

大学の卒業旅行に友人のK氏とヨーロッパに行っていた際にスイスを旅行していました。スイスの旅行プランの担当はK氏であり、アルプスをハイキングすることになりました。そしていつの間にかハイキングは雪山登山に変わっており、私の登山人生がスタートしました。(笑)

前日に宿泊していたインターラーケンから登山都市グリンデルバルトへと登山列車にて向かう。グリンデルバルトに到着するとインターラーケンから標高が500m上がっていることもあり非常に寒い!今後の行動に不安を感じロープウェイ乗り場の前のお店で手袋を購入しました。

ロープウェイにて上を目指す。周りは大勢のスキー客で大繁盛です。

ロープウェイの終着点フィルスト(2168m)に到着!グリンデルバルトでは想像していなかった圧倒的な景色が出迎えてくれました。しかし、到着早々に想定外の事態が発生!

眩しくて目が開けられない!暑い!

下界のグリンデルバルトでは出ていなかった太陽が顔を出し、一面の銀世界は尋常ではない照り返しを浴びせてきます。最初は眩しくで目を開けることができませんでし。しかし、人体の神秘とは素晴らしく少し時間が経つと慣れてきて太陽光を直視できるまでに順応しました。そして折角下で購入した手袋でしたが、暑くて陽の目を見ることはありませんでした……

体も順応してきたので、ハイキングスタート!スキー客と比べると圧倒的に少ないですが、他にも何名かハイキングしている方がいました。中には愛犬と一緒に雪山トレッキングを楽しんでいる方もおり驚きました。

ハイキングルートなのでそこまでアップダウンは激しくない道のりで、一定間隔で目印が設置してあり非常に整備されたルートでした。

ハイキングコースの目的地であるバッハアルプ湖に到着。完全に雪に埋もれており湖とは判別できませんが、写真中央の平地が湖です。

バッハアルプ湖を越えたあたりから道が険しくなり始め少し疑問に思いK氏に確認すると、すでにハイキングコースは越えて登山コースに突入しているという衝撃的な事実を告げられました!近くの看板を指差してあと25分で到着するから折角だから行こうという口車に乗せられて山頂を目指すことに….

さあ!目的地の山頂が見えてきました。山頂に建物が見えます。この段階でかなり疲れていた私は、山頂についたらどんなに高かろうが「Cokeを飲む!」と心に決め進んで行きました。

ファールホルン山頂(2681m)に到着!辺り一面に雄大なアルプスの景色が広がっており感無量です。こんな景色は人生で二度と見れないのではないかと目に焼き付けました。どんなに高性能なカメラやビデオを用いても実際にその場で感じる感動を伝えることはやはり困難ですね。

さて、私は山頂でCokeを飲むことを励みに山頂を目指しましたが、山小屋は雪に埋もれて営業しておりませんでした(笑)ファ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!みなさんも騙されないように注意して下さい。雪山では基本山小屋は営業していません!

気を取り直して下山を始めます。かなり急な斜面を下っていきます。転げて谷底に落ちたら死ぬと思い慎重におりて行きました。しかし、流石に地元人は違う!小学生位の地元の子供達はこの恐ろしい斜面を笑いながら駆け下りて行くのです…… 彼らの背中を眺めながら疲れた足を引きづり進みます。

なんの準備もしていなかた我々の帰りの道のりは非常に厳しいものでした。まず食料はたまたま持っていたカロリーメイト1つ。これを二人で分けて空腹を満たします。そして水分を一切持ち合わせておらず、山頂でCokeも飲めなかった我々は喉の渇きを潤すためにその辺の雪を食べていました。(笑)完全に山を舐めていました。無事だったのは天気が良かったことに尽きます。

ロープウェイ乗り場まで無事帰ってきました!多くの感動を心に刻み、登山の大変さを肉体に刻んだ初登山でした。

そして下山して宿の鏡を見て自分の日焼けの凄さに驚きました。この後の6日間のヨーロッパ旅行は日焼けでボロボロの顔で過ごすこととなりました。

今回の初登山で雪山ではサングラス日焼け止めが必須であることを学びました。今度スイスに行くことがあれば、マッターホルンなど行ってみたいところです!

 

最新情報をチェックしよう!
>『サウナ』『登山』『自立神経』をテーマにした情報発信ブログ

『サウナ』『登山』『自立神経』をテーマにした情報発信ブログ

自立神経ぶっ壊れで、休職中の会社員が立ち上げたブログです!体調改善に様々な取り組みを行う中でサウナと出会いその魅力にハマりました。自分でも自立神経失調症の方に何かできないかと考え、まずはサウナの情報を発信しながら今後は自立神経に関する自身の体験や情報を発信していきたいと思っています。