どうも!「自律神経ぶっ壊れ!山サウナー」こと「ツノユキ」です。
今回は自律神経の療養の為にサウナと山をめぐる山サ旅をしてきたので、私の行ってきたサウナ施設を紹介していきます。
さて、今回の【サウナ図解】は熊本市内にある「田迎サウナ」です。
熊本市内にディープでアングラなサウナ施設があり、水風呂が最高に気持ち良いと言う情報を得ていたので、早速向かって見ることにしました。
全国屈指のディープなサウナ故に、津々浦々のサウナ愛好家が来熊し訪れる施設なのです!
ちなみに情報源は「SAUNA BROS vol.1」です。
最初の販売からこんなディープなサウナ取り上げるんだと、不思議に思ったのを覚えています。
この記事では、「田迎サウナ」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【田迎サウナ】施設の様子
「田迎サウナ」は熊本駅から南東5kmくらいの南区に位置しています。
田迎という土地は元々のどかな田園風景が広がる郊外だったが、熊本東バイパス(国道57号バイパス)や浜線バイパスが開通してから、急速に住宅地として発展したエリアです。
熊本駅から車だと約20分程で、駐車場も5台あるので便利なところです。
公共交通で向かう場合はバスが便利で熊本駅から約30分ほどで到着します。
到着しました「田迎サウナ」です!
ぱっと見は全くサウナに見えませんが、確かに看板があります。
なんか地元の広島で見た、昔のヤクザの事務所みたいな雰囲気です。(めっちゃ失礼)
2階にあるようなので階段で登っていきます。
ネオンサインがあるけどきっと夜になっても点かないだろうなぁと思いながら進んでいきます。
2階に着くと「手動です」と手書きされた扉があってそこが入り口です。
中に入ると「入浴料を払い忘れた貴方、録画されています。」という掲示に、カウンターの奥に監視カメラのモニターがあります。
なぜこんな表示があるかというと、ここ「田迎サウナ」は全国でも珍しい無人サウナなのです!
目の前の水槽に入浴料500円を入れて施設に入ります。
水槽の上には千円札で払った時のお釣りの500円玉がクリップで吊るされているというシュールな光景です。
これが、「田迎サウナ」がディープサウナと呼ばれる所以の一つです。
料金を支払って中に入ると、昭和の雰囲気があふれるロッカーがずらり!
まるでどこかの学校の部室みたいな更衣室です。
ロッカーはかなり立て付けが悪く開け閉めしにくいです。
ロッカーの上には常連客の入浴グッズがずらりと並んでいます。
早速ディープなお出迎えを受けましたが、まだ見ぬディープサウナに会うために浴場へと向かいます。
【田迎サウナ】サウナ
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプです。
内装はかなり年季が入っていて、室温は110℃と昭和ストロングスタイルのサウナ室です。
サウナ室の温度は調子がいいと120℃近くまで上がるそうです。
サウナストーブ際に扇風機が置いてあり、それを作動させることで熱波が発生します。
毎度恒例の【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
残念ながらサ道具置き場はありませんでした。
その代わり、入り口の扉付近にはサウナマットが置いてありました。
サウナ室内は8人ほどが入れる小規模のサイズです。
座面はサウナ室を入ってサウナストーブを含むコの字型の1段目と左手奥の直列の2段目です。
サウナ室にしてはめずらしく、テレビの真前に2つ座面があります。笑
天井高さは約2.5mと少し低めに設定してあり、気積が小さく効率的にサウナ室の熱を上げます。
私がセッションした際は、体感室温110℃とバッチリ熱くいい汗を流すことができました。
ここで「田迎サウナローカルルール」をご紹介!
①サウナ室に入る時は挨拶を!
これは事前に知っていたのですが、挨拶をしなと常連客から怒られた方もいらっしゃるようなので、気持ちよくサウナを利用するために挨拶しときましょう。
②サウナ室でも場所取りはOK
2段目の人が出て、サウナマット置き忘れたのかと思い、そこに移動しようとすると、常連さんからそこは場所取りしてるからダメだよと注意されました。
③常連同士で場所の譲り合い
2段目に座りたかったけど、常連同士で「次はあんたここ使いんさい」といい場所を独占している。
④コロナ中でも常におしゃべり
私がセッションした際は、他は全員常連客同士で、仲間内の話をひたすらずっと続けて喋り続けていました。
私はTVで大相撲がやっていたので、一人楽しくお相撲を見ていました。笑
一般施設のような「黙浴」の概念は一切ありません。
【田迎サウナ】水風呂
さて、お待ちかねの「田迎サウナ」の最大の魅力の水風呂です。
水風呂は阿蘇の伏流水を贅沢に掛け流しとして、その水質の良さから飲める水風呂となっています。
写真にあるように掛け流しの蛇口のところにコップが吊るされています。
実際飲んでみるとやはり美味い!!
その水風呂が写真を見ただけでもわかる大きさで、超絶ゆったりと水に浸かることができる贅の詰まった水風呂です。
水風呂は10人程度はゆったり入れるサイズでした。
サウナ室に隣接して設けてあり、水風呂への動線は完璧です。
水温の表記はありませんでしたが、「サウナイキタイ」では16℃の記載でした。
水質が良いため、体感的には18℃の丁度良い水温でリラックスして水風呂に浸かることができました。
水風呂だけなら九州でも最高レベルです!!
ここで「田迎サウナローカルルール」をご紹介!
①汗ながしはカットして良い
一応張り紙で汗を流してくださいと書いてありましたが、一部の常連客は汗流しカットで入っていました。
②水風呂に飛び込んで良い
40代くらいの常連客は超豪快に水風呂にダイブしていました。流石に他の利用者がいたらやらないのでしょうが、超豪快です。
③飲料持ち込み禁止
1セット終わって持ち込んでたポカリを飲もうとしたら、常連客から「ここは持ち込み禁止だから」と注意を受けました。
郷に入っては郷に従えの精神で素直にロッカーにポカリをしまいました。
【田迎サウナ】休憩スポット・休憩エリア
「田迎サウナ」の休憩スポットは内気浴のみです。
こんな感じで、ベンチとととのえ椅子が置いてあります。
サウナ室→水風呂→休憩スポットへの動線は完璧です。
これぞれ5歩程度の距離にあり理想的な配置です。
休憩スポットの数はととのえ椅子が2脚、2人掛けベンチが2脚で合計6スポットです。
サウナ室の定員が8名なので十分な数の休憩スポットが用意されています。
これで外気浴が出来れば最高なのですが、そこまで贅沢は言えません。
浴場の外にはタオルが掛けられたリクライニングチェアやソファーが用意されています。
ここの休憩エリアは全裸で利用していいみたいです。
常連客が全裸でソファーに寝転がっていました。
私はなんかタオルのぼろさとか清潔感に抵抗感があって着替えてからソファーでタバコ1本だけ吸って終わりました。
【田迎サウナ】お風呂
「田迎サウナ」のお風呂は小さい浴槽が1つあるだけです。
水風呂と比較すると3分の1程度の本当に小さなお風呂で、常連客の人はほとんど利用していませんでした。
でも、自立神経ぶっ壊れの私は、まず「湯通し」してからサウナに入らないと中々体温が上がらないので、小さくてもお風呂があるのはとてもありがたいです。
【田迎サウナ】利用時間・料金
■利用時間 ■利用料金
この水風呂と昭和ストロングのサウナで500円!そりゃ安いから常連客も来るわ。
開業当初は2000円で始めたそうですが、同様の周辺施設もなくなり、今はほぼ常連しか来ないので500円になっているらしいです。
お財布に優しくて助かります!
【田迎サウナ】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!
結構尖ったグラフになりました。
水風呂と料金の評価が非常に高いです。
まぁあのクオリティの水風呂で500円なら妥当な評価だと思います。
お風呂の評価が低いの仕方ないですが、私はあるだけで本当に嬉しかったです!
無人営業のディープ&アングラサウナ如何だったでしょうか。
正直に私は常連さんが幅を利かせまくっている雰囲気とあまり清潔感が感じられなかったため、もう一度行きたいとは思いませんでした。笑
人それぞれ合う合わないがあるのでしょうがないです。
しかし、ここまでディープ&アングラサウナは他には中々ないので、サウナーであれば一度は行ってみて体験してみることをおすすめします。
将来サウナを経営できたなら、無人営業は魅力的だけど常連客が幅を利かせないみんながフラットで楽しめるサウナにしたいなという思いを得られたので私にとっては非常に良い体験でした!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!