どうも!「自律神経ぶっ壊れ!山サウナー」こと「ツノユキ」です。
さて、今回の【実録サウナ図解】は神戸市の中心部、三宮の一角にある「神戸サウナ&スパ」です。
「神戸サウナ&スパ」といえば、大阪の「大東洋」、兵庫の「神戸サウナ&スパ」と言われるほど有名な都市型サウナ施設です!
当然、兵庫県のサウナイキタイで不動のNo .1の人気サウナです。
昔からのサウナ施設としては珍しく、メンズとレディース両方があり男女共に楽しめるのも施設の魅力です。
その「神戸サウナ&スパ」が2022年7月にフィンランドサウナを完全リニューアルしてさらにパワーアップしたので突撃してきました。
この記事では、「神戸サウナ&スパ」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【神戸サウナ&スパ】施設の様子
「神戸サウナ&スパ」は三宮駅の少し西側に位置しています。
- 地下鉄「三宮駅」西出口1番 徒歩1分
- 阪急「三宮駅」西口下車 徒歩3分
- JR「三ノ宮駅」西口下車 徒歩5分
駅から本当に近くて抜群の利便性です!
到着しました「神戸サウナ&スパ」!
建物の入り口横で巨大な「トントゥ」がお出迎えしてくれます。
「トントゥ」とはフィンランドで妖精がサウナ室に住み、サウナを楽しむ人たちを見守ってくれていると信じられているものです。
実は「神戸サウナ&スパ」の「トントゥ」はフィンランドから輸入された本場物です。
施設内には至る所に「トントゥ」が設置されているので探してみましょう!
メンズフロアのエントランスは6階にあるので、エレベーターでアクセスします。
エレベーターホールはレンガ調で統一されており、植栽もあって気持ちい空間です。
館内はオシャレの街、神戸にふさわしく気品と清潔感のある内装となっています。
ここでエピソードを一つ!
リニューアル前に訪れた際は残念ながら雨が降っていました。
しかし、エントランスに丸められてた新聞紙が置いてあるのを見てほっこりしました。
濡れた靴が乾き易い様にわざわざ用意して下さっており、そのサービス精神の高さに感動しました。
さあそれでは、まだ見ぬサウナに胸を膨らませで、浴場へと向かいます!
【神戸サウナ&スパ】サウナ
サウナ室1 メインサウナ
まずは浴場内にある高温のメインサウナについて解説します。
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプです。
サ室内は結構明るめの照明設定で、TVがあります。
毎度恒例の【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
サ道具置き場はありませんでしたが、サウナハット掛けがありました。
他にも氷の入ったクラーボックスや水の販売、メガネ置き場などが配置されていました。
サウナ室内は10人が横一列に並べる幅の座面が3段と平場部分に丸太椅子が4つ置いてあり、34人も同時に入ることが可能な巨大なサウナ室です。
サウナストープは1台だけですが、サウナ室の温度は最上段で115℃と高温です。
高温すぎて3段目とか行くと、座面だけじゃなく足下にもサウナマット敷かないと足が置けないです。笑
また、壁面はフィンランドから取り寄せたケロ材で作られています。
そして、このサウナの一番の特徴は30分毎に行われるロウリュ・アウフグースサービスです。
1日に40回以上のロウリュ・アウフグースサービスは日本一ではないでしょうか。
このロウリュの多さが高温でも快適なサウナ室を維持しているのでしょう!!
また、15:00・18:00・21:00・24:00・6:30から行う1日5回限定の 『ダイナミックロウリュ』 も行われています。
私が利用した時期はコロナが多かった為、中止していましたが今は再開している様です。
私もダイナミックな灼熱のロウリュを味わってみたいので、あらためてサ活に行かなければ!!
サウナ室2 フィンランドサウナ
次は「神戸サウナ&スパ」のもう一つのサウナ、フィンランドサウナについて解説していきます。
2022年7月にクラウドファインディングを利用してリニューアルしたサウナです!!
「フィンランドの湖畔に佇む静かなサウナ小屋」をコンセプトに作られた新フィンランドサウナは、元々あった開放的な窓は無くし落つたい雰囲気のサウナ室に生まれ変わっています。
こちらも【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
こちらのサウナはサ道具置き場はありませんでしたが、前室にバケツシャワーと水に浸けられたヴィヒタ(白樺の枝葉を束ねたもの)がありました。
思いっきり鎖を引いてバケツをひっくり返す、バケツシャワーは普通のサウナとは違った爽快感が得られます。
また、水に浸けられたヴィヒタ(白樺の枝葉を束ねたもの)もあるので、セルフウィスキングが可能です。
ウィスキングとはヴィヒタ(白樺の枝葉を束ねたもの)で身体を叩いたり押し当てたりする行為で、血行促進、心身のリラックス、お肌の抗菌作用があります。
入り口から、バケツシャワーにヴィヒタと本格フィンランドサウナの要素が盛り込まれています!!
サウナヒーターや材木などは全てフィンランド直輸入という拘りっぷりで、サウナ室内外の木材は木材の宝石と呼ばれる「ケロ材」をふんだんに使用しています。
サウナ室の座面は1列4人掛けの2段構成と丸太椅子が3つで、11人の中規模サウナです。
サウナの温度は約80℃でセルフロウリュ可能です。
また、天井が低く設定されている事に加えて、サウナストーブ側の天井が傾斜しているため、ロウリュして蒸気がスムーズに流れてきます。
セルフロウリュするとじわじわと背中に蒸気の暖かさを感じられる、素晴らしい設計です。
外観も丸太組で作ってあり、「フィンランドの湖畔に佇むサウナ」の雰囲気を醸し出しています。
至る所にフィンランドサウナへの情熱が詰まった素晴らしいサウナでした。
サウナ室3 塩サウナ
「神戸サウナ&スパ」には塩サウナもあります。
中央に塩が盛られており、それを囲みむ様に5つの丸太椅子が置いてあります。
サウナストーブは遠赤外線型で室温は85℃と普通の塩サウナよりは少し高めの温度です。
出入り口は別の一方通行型で、出口側には壁から噴き出す全自動シャワーが設置してあります。
サウナ室4 ハマーム
もう一つのサウナは日本では珍しい、トルコ式岩盤浴・ハマームです。
浴室内は全て大理石でできおり、大理石自体を暖めて熱源としています。
中央の台座に横たわってみるとじんわりと体が暖かくなってきます。
石から伝わる熱で体を温められ心地よく汗をかけるので、通常のドライサウナが苦手という方には特におすすめです!
【神戸サウナ&スパ】水風呂
水風呂1 強冷水風呂
さあ、それでは「神戸サウナ&スパ」の水風呂について解説していきます。
こちらが外気浴エリアにある11.7℃の低温の水風呂です。
この温度設定には意味があり、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の記憶を風化してはならないとの思いから、一年を通じて11.7℃に設定しているそうです。
水風呂は8人程度はゆったり入れるサイズでした。
間口は広くて出入りがし易い使い勝手の良い水風呂でした。
また、水風呂への動線の途中にかけ湯があるのも評価高いです!
水温の体感は思っていたほど、冷たくは感じず14℃くらいの体感でした。
メインサウナでしっかりと身体が温まっていたからでしょうか。
爆風ロウリュの後などはこのキンキンの水風呂は最高のご褒美でしょう!!
水風呂2 弱冷水風呂
流石に11.7℃オンリーだと玄人向け過ぎるため、「神戸サウナ&スパ」にはもう1つの水風呂があります。
それがこの23℃の弱冷水風呂です!
収容人員は2人で小さめですが、みなさん11.7℃の水風呂に行かれる方が多いので混雑はしていませんでした。
階段で入っていく形式で水深が深めに設定されているのでゆったりとクールダウンすることができます。
【神戸サウナ&スパ】休憩スポット・休憩エリア
「神戸サウナ&スパ」の休憩スポットは、外気浴と内気浴の両方があります。
深めでゆったりと座れる木製の椅子に、黒のガーデンチェアとフィンランドサウナ前の木製ベンチの3種類があり、合計で20スポットあります。
外気浴スポットが多めなのが嬉しいですね!
しかし、サウナ室2つの合計収容人員が40人を超えているため、ロウリュイベントのある時は休憩スポット難民になる可能性はあります。
外気浴スポットは吹き抜けとなっており、非常に開放的です。
この木製の椅子に深く腰掛けて空を見上げれば、都心にいることを忘れてしまいそうになります。
また、フィンランドサウナの前にあるベンチも最高でした。
私が利用した際は混雑していなかったので、ここのベンチに横になって休憩しました。
やはり横になった体勢が一番リラックスできるようで最高に気持ちよかったです。
また、外気浴エリアには焚き火台が置いてあり、「焚き火ナイト」というイベントも開催されています。
焚き火の炎の揺らめきを見ながら外気浴で休憩とはなんとも贅沢なイベントです。
ここからは館内の休憩スポットについて解説していきます。
休憩スポットは8階に集約されています。
大型スクリーンが正面にあるシアタールームとリクライニングシートの配置してあるリクライニングコーナーがメインです。
他に追加で料金600円でチェックアウトまで席を確保できる、スーパシートもあります。
こちらは、全席に電動リクライニングチェアとTVが用意されており、ここで 食事をすることも可能です。
ワンドリンクサービスで生ビール(小)またはソフトドリンク が付いてきます!!
個人的には6階にあるビジネスコーナーがお気に入りです。
6席あって仕切りで区切られており、館内ではFreeWi-Fiも用意されているので作業も問題ありません。
ここで一仕事してから休憩にサウナに入り、また仕事おわりにサウナに入るのが最高のテレワークです。
やっぱり休憩コーナーが充実しているとサウナ来たって感じになりますね。
【神戸サウナ&スパ】お風呂
まず、ヨーロッパのスパリゾートを思わせる、広々とした円形大浴場のハンガリアン風呂です。
上部の吹き抜けと正面の窓が開けられていることから、内風呂ながら非常に解放感のある気持ちの良い空間となっています。
お風呂は天然温泉で地下1,004メートルから湧出する「神乃湯温泉」をふんだんに使用しています。
もう一つのお風呂は露天風呂となっています。
なぜか巨大な檜の丸太が2本浮いています!
こちらも上部が吹き抜けの開放的な空間となっており、心穏やかにお風呂を楽しむことができます。
また、一部が打たせ湯スペースとなっています。
このように、「神戸サウナ&スパ」は開放的な温泉も施設の魅力です。
是非ともサウナの前や間に、色々なお風呂もお楽しみください。
【神戸サウナ&スパ】利用時間・料金
■利用時間 ■利用料金
お値段は他のサウナ施設と比較すると少し高めです。
しかし、ポイントなのは午前8:00〜利用できることです。
大阪の大東洋やアムザ、ニュージャパンなどのサウナ施設は利用時間が午後スタートです。
「神戸サウナ&スパ」午前8:00〜利用できるので、テレワークで午前から施設に入って仕事とサウナを両立できるのです。
そして本当に丸1日、朝から次の日の朝までサウナを楽しむことができます。
そう考えるとこの値段って実は割安なんじゃない?って思ってしまいます。笑
【神戸サウナ&スパ】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!
料金以外の項目が総じて非常に高いです。
ロウリュ回数日本一の高温サウナに、超本格フィンランドサウナ、サウナについては文句なしの満点です!!
「神戸サウナ&スパ」は私の想像通りに素晴らしいサウナ施設でした。
老舗サウナ施設ですが、施設の充実度、クラウドファインディングによるリニューアルといった向上心、真心のこもった接客など何度も来たくなるような施設です!
関西にも都市型サウナ施設は複数ありますが、サウナ、水風呂、休憩スポット、お風呂のクオリティをここまで満たせている施設は中々ありません。
特に都市型サウナ施設なのに、吹き抜けによる開放感で都心にいることを一瞬忘れてしまうほどの外部空間のクオリティーを考えると関西No.1と言っても過言ではないでしょう!
神戸へのサ旅や出張がある際は、是非とも利用してみてください。
とても素敵なサウナがあなたを待っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!