どうも!「自律神経ぶっ壊れ!山サウナー」こと「ツノユキ」です。
今回は自律神経の療養の為にサウナと山をめぐる山サ旅をしてきたので、私の行ってきたサウナ施設を紹介していきます。
さて、今回の【サウナ図解】は熊本県熊本市にある「サウナと天然温泉 湯らっくす」です。
サウナーであれば誰もが憧れる西の聖地です。
ドラマ『サ道』にも登場しており非常に知名度の高い施設です。
2018、2019、2020年のサウナシュランに3年連続ランクインという実績からもその評価の高さが窺えます。
SAUNACHELIN(サウナシュラン)とは、毎年11月11日の“ととのえの日”に全国のサウナ施設の中から、様々な業界の…
熊本市中央区唯一の天然温泉に、最高ランクのサウナ、美味しいレストラン、魅力あふれる休憩スポットがあり宿泊することも可能です。
実は「湯らっくす」は2016年度の熊本大地震を機に、大改修を行うことになり、魅力が薄くなった浴槽を全て、各種サウナへとリニューアルしています。
このリニューアルによって西の聖地と呼ばれるほどの素晴らしい施設に生まれ変わっています。
この記事では、「湯らっくす」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【湯らっくす】施設の様子
「湯らっくす」は熊本市の中心地にあり、JR熊本駅の東側に位置しておりアクセスはし易いです。
車だと熊本I.Cと御船I.Cから25分程度とアクセスは良好です。
JRを利用する場合は「JR豊肥本線」でJR平成駅から徒歩3分と非常にアクセスが良いです。
公共交通で移動する際にこれだけ近いと本当に便利でありがたいです。
バスもありますが、JRの方が早く着くので、公共交通で移動する際はJRの方が便利が良いでしょう。
到着しました。「湯らっくす」です!
疲れて「天拝の郷」の畳スペースで2時間も寝てしまったので到着が遅れてしまい夜になってしまいました。
こちらがエントランスです。朝に写真を撮り直しました。
駐車場はかなり広々としていて奥の方にも駐車場はあり、かなりの台数が駐車可能です。
また、大型バイク専用駐車場が10台もあります。
1区画(幅150cm・縦230cm)の広さで、ハーレーダビッドソンなども普通に停めれます。
全台屋根付きですので、愛車が雨に濡れることはありません。
さらに専用駐車場の横にはヘルメット専用のロッカーも用意してあります。
ヘルメットをいれるには十分の大きさで、ツナギなどもその場で脱いで、丸めて入れれます。
なんともバイカーに優しい施設、バイカーとしては嬉しい限りです。
いつか自分の愛車「AKITA250」で「湯らっくす」に訪れてみたいです。
また、YAMAHAのHPにて「湯らっくす」を題材としたタナカカツキ先生の漫画が読めます!
是非読んでみてください。
エントランスでは、木材の輪切りとサウナストーンで作られたデザインウォールが出迎えてくれます。
また、ここに既にかの有名な「MADMAX」ボタンが設置されていました。
今からこのボタンを押すのが楽しみです。
エントランスを入るとこんな感じで、正面に受付があり右手には券売機が設置されています。
ここの受付も木材の輪切りのカウンターに北欧デザインの照明と内装デザインに並々ならぬこだわりを感じます。
こちらが入浴のみの方用の券売機です。
宿泊者や2階の有料スペースを利用する場合は受付で対応してくださいます。
この時点では県外890円だったのですが、2021/08/18より値上がりして現在は990円となっています。
コロナの影響もあり多くの温浴施設が値上がりを余儀なくされています。
サウナに入る程度しかできませんが、従業員の皆さんの努力に感謝します。
1階のフロアマップです。
浴場、エントランス、受付、マッサージルーム、イベントスペースと、ゲームコーナーが配置されています。
私は宿泊で利用したので、2階のロッカールームへと向かいます。
階段の途中に宿泊者用の更衣室への入り口があり、右手が男性、左手が女性となっています。
2階のフロアマップです。
この2階エリア有料となっており、入浴のみの場合は利用できませんので注意が必要です。
ここで驚いたのはヨガスタジオが2つもあったことです。
ヨガスタジオ併設のサウナ施設は大阪にある「美健SPA湯櫻 」以外では2件目でした。
さて2階にある各種の気になるスポットについては、「休憩スポット・休憩エリア」のコーナーでしっかりと説明いたします。
それでは胸に期待を膨らませ、まだ見ぬサウナに会いに浴場へと向かいます。
【湯らっくす】サウナ
サウナ室1 アウフグースサウナ
「湯らっくす」のサウナは「アウフグースサウナ」、「メディテーションサウナ」「大噴火瞑想サウナ」の3種類です。
まずはアウフグースサウナから解説していきます。
色々説明したいのですが、なぜか公式HPにサウナ室の写真が少なく文字が多くなることをお許しください。
写真が少ないので毎度恒例の【サウナ図解】にて解説していきます。
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプとガス遠赤外線タイプの2台併用です。
サウナ室を入って右手が対流式ストーン型のサウナストーブでここにロウリュしてアウフグースを行います。
ここの正面の席に座ったのですが、蒸気が強烈すぎて火傷するかと思いました。
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。
サ道具置き場が浴場入り口の脇に置いてありました。
このスペースがあるだけで、サウナセットを置けて非常に便利です。
サウナ室内は詰めれば30人ほどが入れる大規模のサイズです。
特に人数制限は行っておらず、アウフグースイベントの際は満席でした。
座面はサウナストーブを正面に直列で3列となっています。1、2段目の座面は広めに設定しており、ゆったりと座ることができました。
こちらのサウナはTVがあり、基本構成としては一般的なサウナに近いものとなっています。
内装は床と座面が木で壁がタイル、天井は多分石膏ボートという形式で、スタンダードなサウナ室のデザインです。
天井高さは一般的な設定となっており、天井高さ3m前後といったところです。
アウフグースサウナというだけあってかなりの回数のアウフグースイベントが開催されています。
12:00〜25:00まで1時間毎に開催しており、1日に14回もアウフグースにチャンスがあります。最高です!!
1回目のアウフグースは「大噴火瞑想サウナ」からはしごで行ったので、申し訳なく途中退場してしまいましたが、かなり強烈な熱波でした。
2回目のアウフグースはサウナストーブの正面1段目に座りました。
最初はかなり優しい熱波で余裕だな〜と思っていましたが!
後半になると熱波がかなり強烈になり、サウナストーンからの蒸気も強烈で火傷するかと思いましたが、熱波師の方に拍手を送りたい一心で最後までいました。
その分、水風呂は最高に気持ちよかったです。
また、「アウフグースサウナ」では定期的にヨギック・サウナが開催されています。
「ウェルビー今池」で何度か体験したことがあるのですが、サウナでヨガして体をほぐすのって本当に気持ちがいいんですよね。
時間の都合があれば是非一度参加して見てください!
サウナ2 メディテーションサウナ
続いては「メディテーションサウナ」の解説です!
サウナの分類はドライサウナで、サウナストーブは対流式ストーンタイプです!
「メディテーションサウナ」はセルフロウリュ可能な本格的フィンランド式サウナ室で、サウナストーン、照明デザイン、音楽までこだわって作られた瞑想空間です。
サウナ室内は8人ほどが入れる小規模のサイズです。
座面は入り口から見て、正面と左手にL字型に2段あります。
こちらのサウナ内装は木がメインとなって、写真では明るくしてありますが、実際はかなり暗いライティングとなっており、窓も暗幕で閉じられていてとても静かな空間となっています。
TVは無く、チャクラに効く周波数を使って作られたサウンドデザイナーatkによるメディテーションサウンドが流れており、無意識に目を閉じたくなるサウナ室です。
天井高さはこだわってかなり低く抑えられており、2段目に座ると天井と頭との距離は掌一枚分ほどです。
サウナストーブにもこだわっており、Harvia社のmoduloという半受注生産品を、直接フィンランドより取り寄せているそうです。
このストーブはharviaのプレミアムラインの製品で、ヨーロッパの一流ホテルやスパに卸されているだけあってデザイン性にも優れています。
私が最初にセッションした際は主がいて、あまりロウリュしないせいか、かなり温い温度設定でした。
その後、主がいなくなっら、隣座っていた若いお兄さんがすかさずロウリュしてくれていい感じの室温になり楽しめました。
ナイスお兄さん!!
また、メディテーションサウナ前には、ヴィヒタが浸してある桶が置いてあります。
その白樺のエキスが染み出た桶の水を使うことで、天然の白檀(サンダルウッド)の香りが広がります。
またこのヴィビタでウィスキングも可能です。
殺菌効果もあると言われ、身体や背中をヴィヒタで叩いて、セルフマッサージも楽しむことができます。
サウナ3 大噴火瞑想サウナ
続いては「大噴火瞑想サウナ」の解説です!
サウナの分類はスチームサウナで、格納式のボナサウナとなっており、座面、壁に格納されています。
サウナ室の隅にあるスチームが出てくる場所に石が設置してあり、水をかけると温度センサーが下がり、スチームが出てくるギミックがあります。
サウナ室内は8人ほどが入れる小規模のサイズです。
座面は入り口から見て、正面と左手と右手にコの字型に1段あります。
こちらのサウナの内装は木と石がメインとなっていますが、結構蒸気がすごくて中はあまり見えませんでした。
TVは無く、塩が置いてあるので塩サウナとしても利用できます。
塩サウナと利用した際は、サウナ室内に掛水があるので座面をしっかり流しましょう。
私がセッションした際は体感的には60℃くらいの温度だったと思います。
しかし、蒸気の量が結構あり、普通のスチームサウナと比べると結構しっかり温まることができ、いい汗がかけました。
【湯らっくす】水風呂
「湯らっくす」の水風呂は水深が171cm(女風呂は153cm)、これは水風呂としては日本一の深さで、つま先から頭頂部まで冷水にどっぷり浸かることができるのです。
さらに「MADMAX(マッドマックス)ボタン」を押すと頭上から毎分250ℓ以上の阿蘇の伏流水が滝のように落下するのだから、開いた口が塞がらないとはまさにこのこと。
でも私が一番気に入ったのは水風呂とセットになっているかけ湯!
適度な温度のかけ湯で汗を流してからの水風呂は本当に入りやすくて最高です。
はいまた登場!無駄に時間とスキルを使って作ったフロアマップちゃん!笑
水風呂の配置は浴場の中央となっており、どのサウナからも適度な距離でアクセス可能となっています。
非常に良い水風呂の配置となっています。
幅2.5m×奥行き1.8m程度の長方形であまり人数が入れそうな形状ではありませんが、深さがあり皆立って利用するので意外と8人くらいは普通に入れます。
水温は15℃と少し低めの設定ですが、水質が良いため肌触りが良くしっかりと浸かれます。
「水道水がミネラルウォーター」というほど水資源が豊富な熊本ならではです。
水道水が地下水なのは政令都市では熊本市だけで、世界的にみてもほぼ例がないと言われています。
水風呂の規模はサウナ室に対しては小さいと感じました。
流石に3種類のサウナで、尚且つ30人規模の箱でアウフグースイベントを起こしたら、収容人数8人では追いつくはずがありません。
流石にアウフグースイベント後には水風呂行列が発生していました。
しかし、本当に気持ちの良い水風呂でした。
【湯らっくす】休憩スポット・休憩エリア
「湯らっくす」の休憩スポットは「半外気浴」と「水中リクライナー」の2種類となっています。
半外気浴と書いたのは、隣接する露天風呂の屋根がなく風は抜けるが、休憩スポット自体は天井のある浴場内にあるからです。
しかし、心地の良い風が吹いていたので「半外気浴」としました。
まずは動線です。
サウナから水風呂への動線も良いのですが、休憩スポットも水風呂の近くに配置されており動線が短いです。
休憩スポットの数は思ったより豊富で、半外気浴のととのえ椅子が15ヶ所もあります。
あと、洗い場近くにある泥パックをして休憩するのもオススメです。
マジで肌が綺麗になります!
また、温泉の中で半身浴をしながら休憩する「水中リクライナー」が非常に気持ちよかったです。
灼熱からの極寒からの温泉!温泉で半身浴!最高です!
普通に浸かるのと違い、非常にリラックスできるので心地よさが抜群でした。
3スポットしかありませんが、空いていたら是非、利用してみてください。
半外気浴15ヶ所、水中リクライナー3ヶ所もあり、合計18ヶ所もあります。
全てのサウナ室の収容人員の合計46人の半分近くの休憩スポットがあるので通常の運用時は問題ないと思います。
しかし、アウフグーイベントの際は別です。
30人の箱が満員になるほどの人気イベントなので、アウフグースイベント後は休憩スポット難民になりました。
私的には「本当はインフィニティチェアとか置きたいけど、スペース取るからととのえ椅子でなんとか人数確保しなければ!」という従業員さんの声が聞こえてきたような気がしました。
さて、ここからは2階の有料休憩スペースについて説明していきます。
大きく、ドミトリーの宿泊エリア、休憩エリア、スタディラウンジ、ブックカフェ、お食事処、ヨガスタジオ、女性専用コーナー(談話室)、個室マッサージルーム、男女のロッカールームと盛りだくさんです。
お食事処です。
おしゃれな家具で揃えてあり雰囲気の良いところでした。
テーブル席もありますが、カウンター席も結構あって、ボッチサウナーでも気軽にお食事できます!
今夜はこのお食事処でサ道のドラマに出ていた麻婆定食を注文しました。
結構本格的な辛さで米が進む進む!
ビールは薬の関係で残念ながらノンアルコールです。
でもサウナ上がりのビールはノンアルコールでも美味い!!
また、お食事処には無料のデトックスウォーターが置いてあります。
これがまた、サウナ後の体に染み渡ります。
女性専用コーナー(談話室)の手前に無料のコーヒーサーバーも置いてあります。
そして、写真撮り忘れましたが、無料のマッサージチェアが4台も置いてあるのです!!!!
さすが有料エリア、至れり尽くせりです。
「湯らっくす」の2階には2つもヨガスタジオがあります。
福岡、熊本で4つのスタジオがある、「general yoga UNIVA」が運営する本格的なヨガスタジオです。
ヨガで体を動かして温泉とサウナで汗を流す!完璧な流れです!
自立神経の調子を整えるために、毎朝晩ヨガをしている自称ヨギーの私もヨガレッスを受けてみたかったのですが、生憎空きがなくヨガ用の服も持っていなかったので諦めて素直にサウナに行きました!
さあ、如何だったでしょうか?
この素晴らしい2階の休憩エリア!
「湯らっくす」を利用する際は、入浴だけでなく是非とも2階の休憩エリアも利用してみてください。
きっと満足できると思います!
【湯らっくす】お風呂
「湯らっくす」のお風呂は露天風呂と内風呂と内風呂内の半身浴エリアで浴槽自体は2つとなります。
温泉源は、雲仙、金峰山、阿蘇山を結ぶ地下温泉脈のライン上にあり、地下1000メートルより湧出する天然温泉です。
豊富な湯量で、すべてのお風呂が天然温泉となっています。
泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉で体を温める効果が大きく、血液 の循環をよくし筋肉をやわらげます。
入浴後は保温効果が高く、湯冷めしにくい温泉です。
またシャワーも天然温泉という贅沢な仕様です。
私は半身浴エリアがとても気に入りました、低度な温度の温泉で足置き場もありリラックスしながら温泉に浸かることのできる幸せ!
お風呂の種類自体は少ないですが、露天風呂もあり非常に満足できる内容でした。
【湯らっくす】利用時間・料金
■利用時間
24時間営業 温泉・サウナ:10時~翌8時まで
■利用料金
入浴のみの場合1,000円以下で入れますが、2階の休憩スポットがとても魅力的なのでフリーコースをオススメします!
【湯らっくす】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!何とも素晴らしい高評価のグラフとなりました!
ここまでバランスが良く高評価のサウナはなかなかありません。
何と言ってもサウナへのこだわりが素晴らしく、それに付随するように、全体も高評価となりました。
「蛇口をひねればミネラルウォーター」の水の都・熊本ならではの良さを活かしつつ、サウナも3種類あって充実しており、休憩スポットも魅力的と「西の聖地」の名にふさわしい素敵な施設でした。
本当に、すごい情熱とサウナ愛にてリニューアルされたからこそ、「西の聖地」と呼ばれるに至ったのでしょう!
熊本に立ち寄った際には是非とも訪れていただきたい施設です。
超絶おすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!