どうも!自律神経ぶっ壊れたからサウナにいく「ツノユキ」です。
今回は自律神経の療養の為にサウナと山をめぐる山サ旅をしてきたので、私の行ってきたサウナ施設を紹介していきます。
谷川岳雪山登山によりボロボロになった身体を癒すべく、最高のサウナに行ってきましたよ!
さて、その最高のサウナとはサウナー界隈ではとても有名な「The Sauna」です!!
サウナシュラン2019にノミネートされれているサウナー注目のサウナです!!
SAUNACHELIN(サウナシュラン)とは、毎年11月11日の“ととのえの日”に全国のサウナ施設の中から、様々な業界の…
「The Sauna」は野尻湖の畔にあるゲストハウス「LAMP野尻湖」に併設されたサウナ施設です。本格フィンランド式サウナの後に、野尻湖へのダイブや雪ダイブなど、大自然を大いに感じあられるアクティビティを体験できるのが最大の魅力です!!
LAMPは長野県野尻湖の湖畔に佇む宿泊施設。目の前には手製のThe Saunaと野尻湖、周りには2000m級の山々、夜に…
「The Sauna」は野田クラクションベベーという方が、サウナが好きすぎて遥々フィンランドまでサウナ旅行に行き、そこでサウナのことを勉強してセルフビルドしたサウナらしいです!そしてオープンから続々と新設のサウナが完成いる進化を続けるサウナとなっています。
この記事では、「The Sauna」の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!
【The Sauna】施設の様子
まずは施設へのアクセスですが、公共交通で行くには少し不便なところになります。最寄りの黒姫駅までは、しなの鉄道で行けるのですがそこから先が公共交通がありません。
駅から「The Sauna」までは徒歩35分ほどなので、天気が良ければ歩けないほどではありません。しかし、冬は転倒の恐れもありタクシーで行くことをおすすめします。実際、雪がすごかったので私はタクシーで向かいました。
その他、時間や料金は下記を参照!!
まあ、往復のタクシー代と電車賃考えるとレンタカーの方が自由度があっていいかもしれませんね。
長野からしなの鉄道に揺られて、黒姫駅に到着しました!窓の上まで雪が積もっています。窓開けたら雪崩れ込んできて大惨事です。笑
「黒姫」ってゲームのキャラクターでいそうだなあと思いながら、昔この辺のお姫様に悲劇があったのかなど思いを巡らしながらも、目の前の雪深さに圧倒されます。
駅前には特に何もありませんでしたが、丁度タクシーが停まっていたので、早速「The Sauna」へと向かいます。
到着しました!「The Sauna」!!この建物自体はゲストハウスの「LAMP野尻湖」です!
エントランスです。ごちゃっとした印象がありますが、統一感があるためいい感じの雰囲気に見えてます!
中に入るとおしゃれなカフェ空間が広がっています!!オープンキッチンで開放的な空間となっており木目調の内装で統一されておりゲストハウスとしての雰囲気とも非常にマッチしています。
こちらが受付です。ここで受付を済ませてから奥の扉を抜けてサウナへと向かいます!今回はここで水着やポンチョ、タオルといった一式をレンタルしました。
※ここのサウナは水着着用が必須なので気をつけましょう!
自律神経ぶっ壊れの自分はこの豪雪の中、水着のみで外気浴をする勇気はなくポンチョをレンタルしました。寒さに自信のない方は、ポンチョを借りるのが無難でしょう!マジ気持ちいいです!
受付の横には大量のサウナグッズが置いてありました。正直ポンチョがほしいなと思いつつ、「日本サウナ史」という興味深いタイトルの本が置いてあったので、購入してしましました。ジャケ買いしたためまだ中身読んでいませんがね。笑
食事スペースも充実していて、奥には畳のスペースもあり、サウナ後にもゆっくりと過ごすことができます。
反対側のスペースも暖炉があったりとおしゃれな空間となっています。
さて受付奥の扉をくぐりサウナへのと進んで行きましょう!
サウナに行く前に左手の扉の中にお風呂と脱衣所があるのでそこで着替えを済ませます。着替えが完了したら正面の扉から外に出ます!いよいよ今回のサ活が始まります!!
【The Sauna】サウナ
まず、「The Sauna」には現在5つのサウナがあります。無駄スキルを使ってサウナのレイアウトを作成しました!
- 完全予約制サウナ 1号棟 ユクシ -Yksi-
- 完全予約制サウナ 2号棟 カクシ -Kaksi-
- 完全貸切制サウナ 3号棟 コルメ -Kolme-
- 完全貸切制サウナ 4号棟 ネリャ -Neljä-
- 宿泊棟専用サウナ トレーラーサウナ ハルモニア -Harmonia-
2019年のオープンから2020年に2号棟のオープン、2022年には3,4号棟のオープンと日々恐ろしい程のスピードで進化を続けています!!
今回私は2号棟 カクシ -Kaksi-を利用させていただきましたのでレポートしていきます。
雪深い中に佇む2階建のサウナ!!決して建築的納まりなど美しい訳ではないのですが、ものすごく雰囲気があります!まるで昔からこの自然の中にあったかのような違和感の無さに驚きます。建築は自然に勝つことは出来ませんが、自然と一体になる可能性はあると改めて感じさせられました。
珍しい2階建てサウナの構造は売店に図解が書いてありました。1階はサ道具置き場とサウナストーブ及びバックヤードとなっており、2階がサウナ室となっております。コンパクトで無駄のない計画に感嘆してしまいました。
では、自然木を使った渋い取って掴んで本日のサ活をスタートします!
サウナ室についてはまずは出入り口周りです。 入り口扉を入って左手に脱衣スペースとサ道具置き場があり、非常に利便性が高いです。棚の幅もしっかりあり、タオル、ポンチョ、サウナマット、ドリンクなどしっかりと荷物を置くことが出来ます。
荷物を置いて準備が完了したら、正面扉を開き、階段にて2階へと進んでいきます。
今回は予約者の中で一番乗りだったため、特別にサウナ室内を撮影させて頂きました。
階段を登るとサウナ室に到着です。角にあるのが薪式サウナストーブで、座面はコの字型の1段構成となっています。階段手すりにかけられているのがサウナマットで、一人1枚配られます。
収容人数は各面2人掛けの6人となっており、6人ジャストで利用しました。
座面は1段しかありませんが、天井がかなり低めに設定されており、背筋を伸ばすとサウナハットが天井につくほどでした。この低い天井のおかげでロウリュした蒸気をしっかりと感じることが出来ます。
サウナ室の中央にあるアロマ水はラベンダーでした!そしてロウリュする際に利用するラドル(杓の様なもの)はシャワーのように水の出る珍しいタイプでした。
サウナ室の正面には小窓が設置させており、室内は意外と明るいです!窓から外の雪景色を見ながら、薪の燃える音に耳を傾ける時間は非常に贅沢でした。
やはり、動画があると一発でイメージが伝わりやすいのでいいですね!普段は撮影できないサウナ室が撮影できて非常に興奮しました!
サウナ室の温度は私がセッションした際は室温95〜105℃くらいまで推移していました。一緒に入った常連のおじさんは1号棟も同じ時間に予約していて両方を行き来してましたが、そのおじさん曰く、2号棟の方がマイルドらしいです。笑
シャワー型のラドルで優しくロウリュすると、「じゅわわわわぁぁぁ〜」と小気味の良い音と共に、優しい蒸気が身体を包んでくれます。最高に贅沢な瞬間を味わったら、次なる至高!水風呂へダイブですよ!
【The Sauna】水風呂
「The Sauna」の水風呂は「1号棟 ユクシ -Yksi-」と「2号棟 カクシ -Kaksi-」は同じものです。樽を利用したもので1人づつ利用します。実はこの樽は地元のワイナリーから譲り受けたワイン樽らしいです!
そして大事な水については、近くにある黒姫山の伏流水が小川として敷地内を流れており、それを利用した天然の水風呂なんですよ!
天然水風呂なので、水温は季節によって変化しますが、暑い時期でも20℃にいかないほどの心地よい温度らしいです。
ただ、私が入った時期は真冬真っ只中!!体感温度は間違いなくグルシン(水温1桁台)でした。
最初の方は、水風呂に入る人々の「うおぉぉ〜」「ひゃあぁぁ〜」「冷たいぃ〜」といった歓喜の声が何度も挙がっていました。笑
こんなに雪に覆われた水風呂とかあきらかに冷たそうですよね!
因みに、周りは雪だらけなので、雪ダイブも試してみましたが、降りたてのパウダースノーではなかったためザリザリしていて全然気持ちよくありませんでした。笑 残念!!
水風呂への動線ですが、「1号棟 ユクシ -Yksi-」と比較して「2号棟 カクシ -Kaksi-」は意外と距離があります。階段も含めると水風呂までは40〜50歩程は離れています。
しかし、それはそれで良いと体感してみて思いました。サウナ室で火照った身体でひんやりとした空気を切りつつ、自然の中を歩きながら水風呂へと向かう!!そんな非日常的な体験も含めて最高の水風呂でした!!
【The Sauna】休憩
休憩に大事な水分補給スポットです!これは水風呂の正面に設置されています。冷たい水と温かいお茶に飴が用意されています。コップは自分の利用しているものが分かるように色付きのクリップを付けて管理します。
ここから大自然という最高のロケーションを活かした外気浴についてです。私がセッションした際には「2号棟 カクシ -Kaksi-」の休憩スペースは3箇所準備されており、いずれも最高の外気浴を体験できました!!
青空休憩スポット
まずは、青空休憩スポットです。
インフィニティチェアが3脚置いてあるだけなんですが、一度椅子を倒せば、一瞬で木々と空の大自然と対話することが可能となります。
実際に私が撮影した写真です。椅子に座っていると分かり易いように足元まで入れていますが、実際には木々と空以外は見えません。
また、このエリアには焚き火台も置いてあり、焚き火も行われる様です。焚き火を見ながら大自然のなかで「ととのえる」とは贅沢な空間です。
かまくら休憩スポット
続いてかまくら休憩スポットです!
正直見た時にこの休憩スポットが一番テンションが上がりました!!
雪国ならではの要素を使って、雨や雪、風が強くても外気浴が可能な空間を制作・演出するというエンターテインメント性と実用性の融合!!最高です!!
そして乾燥したヴィヒタが飾ってあるのもとても良い!!真っ白で殺風景になりがちなかまくら内部に緑があるだけで安心感があります。
中に入るとこんな感じです!雪に囲まれるという非日常的な空間の中で「ととのう」ことができます。まぁ私は「ととのった」ことはまだ無いのですが!笑
タープ休憩スポット
最後はタープ休憩スポットです。
「2号棟 カクシ -Kaksi-」の休憩スポットは全て外気浴となっているため、悪天候でも利用できるエリアがあるのは有り難いです!
タープなので風は抜けるため、心地よい風の肌触りと共に外気浴することが可能です。インフィニティーチェアーにてリラックスして深々と積もってゆく雪や枝から落ちる雪の音に耳を傾けて休憩することができました。
冬の「2号棟 カクシ -Kaksi-」の休憩スポットは下記のように、全てで8ヶ所あり、定員の6名以上が確保されているので、休憩スポット難民になる事はありません!!
- 青空休憩スポット×3
- かまくら休憩スポット×2
- タープ休憩スポット×3
どの休憩スポットもそれぞれの良さがあり、最高でしたので是非とも全て体験して頂ければと思います。中でも私のお気に入りは青空休憩スポットでした。ポンチョがあったので冬の外気浴でも心地よく、クロックスのお陰で足先も凍える事なく、大自然を満喫することができ、最高の体験でした!!
因みに「1号棟 ユクシ -Yksi-」はこんな感じて内気浴が可能なベースが用意されています。冬の外気浴が苦手な方は「1号棟 ユクシ -Yksi-」の方を予約することをお勧めします。
【The Sauna】お風呂
「The Sauna」のお風呂は完全にサウナのおまけです。
3ヶ所の洗い場と、詰めれば3人入れるくらいの規模の浴槽があるだけです。サウナに振り切っていて潔いです!
でもサウナ上がりに入った「りんごの湯」は非日常だったサウナ空間から日常へのと引き戻してくれるようなほっとする感覚がありました。
洗い場にて次のタームの方と隣で少し話したのですが、地元の方で週3回のペースで「The Sauna」に来ているという猛者がいました。えげつないレベルで通っていてちょっと引きましたが、それほどの魅力がある施設ということにしておきましょう!
【The Sauna】利用時間・料金
■利用時間※完全予約制
・1号棟 ユクシ(2時間制)
【1部】10:00~12:00【2部】12:30~14:30【3部】15:00~17:00【4部】17:30~19:30
・2号棟 カクシ(2時間制)
【1部】9:00~11:00【2部】11:30~13:30【3部】14:00~16:00【4部】16:30~18:30
・3号棟 コルメ(3時間制)
【1部】9:30~12:30【2部】13:00~16:00【3部】16:30~19:30
・4号棟 ネリャ(3時間制)
【1部】10:30~13:30【2部】14:00~17:00【3部】17:30~20:30
※定休日:月、火
■利用料金
・1号棟 ユクシ、2号棟 カクシ(2時間制)
-通常料金
1人 2,500円(税込)
-貸切料金
平日:貸切料金 16,000円(税込) ※ 5名以上の場合、+3,000円/1名人
休日:貸切料金 18,000円(税込) ※5名以上の場合、+3,500円/1名人
・3号棟 コルメ、4号棟 ネリャ(3時間制)
平日:貸切料金 24,000円(税込)
休日:貸切料金 27,000円(税込)
「The Sauna」は完全予約制になっており、決まった時間でしかサウナを利用する事はできませんので注意が必要です。また、現在の所、3号棟 コルメ、4号棟 ネリャについては貸切利用のみとなっております。私の様なぼっちサウナーには少しハードルが高いですね。今後、通常利用もできる様にして貰えるとありがたいのですが….
料金は通常利用で2500円なので、一般的なサウナ施設と同程度の金額です。この金額で非日常的な体験が出来るならばむしろ安いのでは無いかと思います。
ただし、辺鄙な場所にありますので、交通費がそれなりにかかるのでそこを加味すると結構割高だったりしますけど。笑
【The Sauna】まとめ
今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!サウナと休憩スペースの評価が非常に高い振り切ったグラフになりました。笑
「The Sauna」の名前に相応しい尖りぐあいですね!
ロケーション、サウナ小屋の構造、ロウリュ用のアロマウォーター、水風呂・外気浴スペース、水分補給、そしてスタッフの皆さんのフランク・丁寧な対応など、本当にサウナの事を考えて、サウナーの為に創られた究極の空間でした。
サウナドリンク「ガラポ」(ガラナ+ポカリスエット)を頂きながら今回のサウナについて考えていました。
やはり、「大自然×サウナ」のポテンシャルは半端ない!本場フィンランドがそうであるように自然の中でのサウナが一番気持ちいいんでしょうね!
情報化社会で疲弊した現代人こそ、サウナでデジタルデトックスをしながら鈍った感覚を取り戻し、自然の中でリラックスする。こういった身体のメンテナンスが本当に必要な方が多く、社会が求めているのでは無いかと思います。
こんな素晴らしい施設は滅多に無いので、次回は「高妻山」の登山と合わせて野尻湖にダイブしに来たいと思います。笑
最後までご覧いただきありがとうございました!!
それではまた!!