【自律神経ぶっ壊れたからサウナいく02】吹上温泉保養センター白銀荘・北海道の大自然を肌で感じる北の聖地

どうも!自律神経ぶっ壊れたからサウナにいく「ツノユキ」です。

今回は自律神経の療養の為に北海道のサウナをめぐるサ旅をしてきたので、私の行ってきたサウナ施設を紹介していきます。

北海道2回目のサ活は上富良野にある北の聖地「吹上温泉保養センター白銀荘」です。

十勝岳の麓標高約1,000メートルにある温泉保養施設で、周囲は樹木に囲まれ眼前には十勝岳連峰の雄姿が広がる素晴らしいロケーションです。

またドラマ「サ道」の2019年末SPので北の聖地として登場することからサウナーの間では憧れのサウナとなっています。サウナポータルサイトのサウナイキタイの北海道施設一覧ではトップに表示されるほどで、私もサウナ雑誌を見ては行ってみたいと思っていた施設です。

この記事では、吹上温泉保養センター白銀荘の施設のこだわりや雰囲気などを紹介していきます!!

最後まで読んでいただけたら嬉しいです!!

【吹上温泉保養センター白銀荘】施設の様子

まず最初に行っておきたいことは施設へのアクセスはそんなに良く有ません!!

札幌から車で3時間位かかる上富良野の山の中にある秘境サウナです!途中からは山道ですし、私が行った11月中旬でも施設付近の道路は雪で埋もれていたので運転には注意が必要です。しかし、それが良い!秘境の辺鄙な所に苦労して行ってそこで味わう体験は極上です。

ペパードライバーですが北海道の道は運転しやすかったので、無事に白銀荘へと到着しました。

ロッジ風の外観で、想像していたよりは大きくて立派な建物でした。標高が高いので、11月中旬でも雪が積もって来ています。

施設の奥には十勝岳連峰が見えますが、生憎の天気で写真映えはいまいちでした。しかしあたりを山に囲まれた大自然に来ていることは十分に感じられます。

立派なエントランスです。バリアフリー対応で階段の横にスロープが併設されています。

エントランスホールから見返すとこんな感じです。風除室の所でソフトクリームが売っていました。夏場は避暑地でソフトクリームなんていいですね。自律神経ぶっ壊れの私は基本冷たいものはNGなので残念ながらスルーします。

館内図がありました。ざっくり宿泊・管理棟と浴場棟に分かれています。

自炊の宿泊施設のためレストランは有ませんが、売店やカップラーメンの自販機があったりします。宿泊も可能ですが、部屋は和室と2段ベッドのタイプだけで、立派なホテルというわけではありませんので注意してください。

階段を降りてメインの浴場棟に向かいます。ここでもバリアフリー対応で階段昇降機が設置されていました。高齢の方など多くの方が利用されているのが伺えます。

浴場への入り口です。壁には温泉の泉質や効能が書かれており、期待感が膨らみます。

ワクワクする張り紙ですね!!サウナ目当てで来ていますが、その上温泉まで最高だとテンションが上がります。

テンションも上がった所で、そろそろ浴場に踏み入ります。

【吹上温泉保養センター白銀荘】サウナ

一般社団法人かみふらの十勝岳観光協会HPより

白銀荘サウナの醍醐味は何と言っても2021.3.20にサウナ室の改装が行われ、セルフロウリュができるようになったことです!

ロウリュとは熱したサウナストーンに水を掛けて、蒸気を発生させることを言います。蒸気を発生させることで体感温度が上昇し、より発汗を促すものなのです。それがサウナー自身で行えます。施設によってはスタッフの方や、機械にて指定した時間に行われるのが一般的です。

このセルフロウリュですが、基本マナーとして「ロウリュしていいですか?」とサウナ室内の人全員に声をかけるのがマナーです。サウナ室に注意書きが良くあるので注意しましょう。

サウナ室についてはまずは出入り口周りです。入り口のすぐ近くにサウナ用の備品を置く棚が用意されています。私はこれの棚をサ道具置場と呼んでいます。笑 このサ道具置場があると、自前のサウナハットやサウナマット、ドリンクなどが置けて非常に便利です。とてもありがたいです。

サウナ室内は15人ほどが入れいる中規模のサイズです。座面は入り口正面に2段、入り口から右手に3段のL字型となっています。天井は高すぎずサウナの熱を十分に感じられ、セルフロウリュした際は発生した蒸気が上から降りてくるのをしっかりと身体で感じられます。

内装はシンプルな作りとなっておりオーソドックスな形式です。少し暗めのサウナルームはテレビもなく静かに時が流れながら、ヒバのいい香りが鼻腔をくすぐり心地の良い空間となっています。本場のフィンランドサウナへの意識の高さが伺えます。

サウナ室の温度は私がセッションした際は90℃と一般的な温度でした。少し湿度が足りないように感じたので、サウナストーンに水をひとすくい掛けました。(因みに平日昼間で人が少なく他に誰も居なかったので勝手にセルフロウリュでしました。)「ジュゥ・・・」という音だけがサウナ室に広がり、包み込む穏やかな蒸気、肌あたりの柔らかい空気が生まれました。全身の感覚で感じる喜びに少しニヤけてしまいます。これはまさに究極のリラクゼーション!!

コロナ対策の人数制限については、施設側から特に記載はありませんでしたが、サウナマットが全面ではなく間隔をおいて敷いてあり密にならない様に配慮がされていました。私が利用した際は大体3〜4人しか居なかったため全く気になりませんした。

【吹上温泉保養センター白銀荘】水風呂

HPに水ブロの写真が掲載されていなかったのでストリートビューを載せています。画面正面がサウナ室の入り口でその右手に少し見えているのが水風呂です。上記のストリートビューを少し動かすと見やすいです!サウナ室出てすぐに配置してあり水風呂への動線は完璧です。

そして白銀荘の水風呂がすごいのは飲んで美味しいほど水質が良いことです。水風呂の壁際に飲料用の蛇口が設けられています。水質が良いと水がまろやかに身体を包んでくれて、身体が美味しいと教えてくれます。今まで行ったサウナで飲める水風呂は静岡の「サウナしきじ」についで2施設目でした。

水温の表示はありませんでしたが、サウナイキタイでは水温は10℃とかなり低い!しかし、水質が良いためでしょうか水をまろやかに感じ体感温度をそこまで低くはなかったです。しかし一般の水風呂と比べると冷たく、自律神経ぶっ壊れの私は一瞬で足先がダメになるので、足先を水風呂から出しながら、短めに入りました。

水風呂の大きさは幅1.5m×奥行き1.8m程度で基本は2人利用で詰めれば3人入れるかなくらいの大きさです。サウナ室に対して少し小さい様に感じますが、ロウリュイベントなどで一気にサウナ室の利用者が増えることもないので譲り合って利用すれば、水風呂難民になる心配はないと思います。

【吹上温泉保養センター白銀荘】休憩

浴場内はサウナ室を出た所にととのえ椅子1つと露天風呂への風除室前にととのえ椅子1の2箇所でした。サウナ室を出た所のととのえ椅子は動線が最高すぎて、サウナ→水風呂→ととのえ椅子までそれぞれ5歩以内で行ける究極の配置です。

露天風呂では2人がけベンチが3つあり、外気浴も可能です。露天風呂のエリアはかなり広く、北海道の大自然を満喫できる最高のスポットです。景色も良く開放的な露天風呂エリアは空も広く、その開放感によりリラックス効果は素晴らしいものがあると思います。

また、白銀荘の醍醐味は露天エリアに積もったパウダースノーへのダイブです。多くのサウナーはこの大自然を体感するために白銀荘に来ると言っても過言ではありません。サウナで極限の熱さを感じ、スノーダイブで極限の冷たさを感じた後の解放感はすごいものでしょう。

私が訪れた際は、残念ながら飛び込めるほどの雪は積もっていなかったので、次回にでもチャレンジできればと思います。しかし、11月中旬でも外気浴はかなり寒くすぐに撤退して、そのあとはずっと浴場内で休憩していました。夏場は外のベンチがあるのであまり休憩スポットで混雑しないと思いますが、冬場は浴場内の2箇所は譲り合いが必要になってきます。

自律神経ぶっ壊れた私的にとても嬉しかったのが、浴場から続く露天風呂エリア内の通路にもお湯が流れており、足裏が暖かかったことです。冬場の外気浴は休憩スポットにアクセスするまでに一瞬で足先が冷えてしまい、ととのいに集中できないことがよくあります。寒い地域ならでわの配慮が心に沁みました。

【吹上温泉保養センター白銀荘】お風呂

お湯は、内風呂・露天風呂ともに加水、加温なしの源泉100%の天然温泉です!!

内風呂の温度は熱すぎもしない適温で、ゆったりと浸かることができます。かつての白銀荘の温泉は温度が低かったそうですが、1988−89年の十勝岳の噴火によって適温の温泉まで温度が上昇したらしいです。

室内には「ヒバの湯」「岩風呂」「打たせ湯」に「寝湯」もあり、お風呂のバリエーションも豊富なのが嬉しいですね!

私が内風呂で一番感動したのが天井の高さです。浴場は明るく開放的で、一面のガラス張りからは外の景色が飛び込み、内装は香りの良い木張りとなっており最高に気持ちいいです!!内湯なのになんだか露天風呂にいる様な不思議な感覚になりました。

露天風呂は手前に温度の違う湯船が2つ、そしてメインの大きな湯船が1つの合計3つです。手前の2つは40℃ぐらいと熱くて、奥の大きな湯船は広いので温泉の湧き出し口から40℃〜37℃ぐらいグラデーションになっています。

全浴槽源泉掛け流しで、お風呂のバリエーションも豊富かつ、大自然を感じられる広い露天風呂がある!!控えめに言っても最高のお風呂でした。

【吹上温泉保養センター白銀荘】料金

日帰り入浴営業時間:10:00~22:00 700円

宿泊料:3,100円(入湯税含む)※食事は自炊のため要注意

【吹上温泉保養センター白銀荘】まとめ

今回のサウナセッションの感想をまとめるとこんな感じになりました!!サウナと水風呂の休憩の全てが高い水準でバランスが良く、お風呂と料金が群を抜いて良いという素晴らしい施設でした。

僻地の山の中にあるサウナだからこそ都会のサウナにある洗練さや利便性とは違った、自然を身近に感じられる独特の雰囲気があり、それが白銀荘のサウナの魅力だと思います。それはフィンランドの森の中にあるサウナとかの精神に近いものがあるのではないでしょうか。

アクセスは良くありませんが、それに見合うだけの体験を出来るとても魅力溢れる施設ですので、人生で1度は行ってみる価値ありです!!

最後までご覧いただきありがとうございました!!

それではまた!!

吹上温泉保養センター白銀荘
北海道空知郡上富良野町吹上温泉
利用時間:9:00~22:00
入浴時間:10:00~22:00(最終入館は21:00まで)
公式サイト:http://kamifurano-hokkaido.com/
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自立神経ぶっ壊れで、休職中の会社員が立ち上げたブログです!体調改善に様々な取り組みを行う中でサウナと出会いその魅力にハマりました。自分でも自立神経失調症の方に何かできないかと考え、まずはサウナの情報を発信しながら今後は自立神経に関する自身の体験や情報を発信していきたいと思っています。